
競馬YouTuberとして一躍名を挙げ、各媒体に引っ張りだこの佐藤ワタルが、地方&海外レースを展望。若くして人並み外れた知識量、分析力を披露する。
【かしわ記念】勢い十分!この舞台ならG1馬も倒せる可能性アリ!?
2025/5/4(日)
かしわ記念
(Jpn1・ダ1600m)
5月5日 20:50発走 船橋競馬場

出走馬&展望
安定感抜群の一頭で、昨年秋から本格化。使うごとに馬体も大きくり、成長著しい。かきつばた記念も初の右回りをこなすなど本格化している。
根岸Sではコスタノヴァに離された2着だったものの、不利もありながらの結果だったことを考えれば、スムーズであれば着差はもっと縮まったはず。かしわ記念はどちらかというと1400m以下の好走履歴を持つ馬が上位に進出しやすいことを考えると、初めてのマイルでも面白い。
今年のフェブラリーSを勝っている馬で、ここ2戦はどちらも完勝だった。引き続き左回りという条件で3連勝を狙う立場だが、今回はコーナーが4つに増える。理想は前走のようなコーナーが2つの競馬場だろう。取りこぼすとしたらコーナー4つの競馬に不慣れであること、初の船橋の砂であることか。
フェブラリーSは8着だったものの、根岸Sで落馬競走中止だった直後のレースだったこともあり、調整も難しかったと思われる。
芝スタートよりもダートスタートのほうが流れに乗れる感じになっており、JBCスプリントのように自力で動けるような形ならまだやれていいのではないか。種牡馬入りを延期した分、まだ衰えはそこまでではないと見る。
根岸Sではコスタノヴァに離された2着だったものの、不利もありながらの結果だったことを考えれば、スムーズであれば着差はもっと縮まったはず。かしわ記念はどちらかというと1400m以下の好走履歴を持つ馬が上位に進出しやすいことを考えると、初めてのマイルでも面白い。
今年のフェブラリーSを勝っている馬で、ここ2戦はどちらも完勝だった。引き続き左回りという条件で3連勝を狙う立場だが、今回はコーナーが4つに増える。理想は前走のようなコーナーが2つの競馬場だろう。取りこぼすとしたらコーナー4つの競馬に不慣れであること、初の船橋の砂であることか。
▲シャマル
昨年このレースを勝っており、船橋の砂にすでに対応している点は強調材料になる。黒船賞は圧巻の内容で、7歳になっても力は衰えていない。昨年のかしわ記念はマイペースの逃げ。できることなら今回も同じ展開に持ち込みたいが、59kgから57kgに斤量が減る点などはいい。その分行き脚をつけ、うまく先行したい。
フェブラリーSは8着だったものの、根岸Sで落馬競走中止だった直後のレースだったこともあり、調整も難しかったと思われる。
芝スタートよりもダートスタートのほうが流れに乗れる感じになっており、JBCスプリントのように自力で動けるような形ならまだやれていいのではないか。種牡馬入りを延期した分、まだ衰えはそこまでではないと見る。
プロフィール
佐藤ワタル - Wataru Sato
1990年山形県生まれ。アグネスフライトの日本ダービーを偶然テレビで観戦して以降、中学生、高校生、大学生と勉学に勤しむ時期を全て競馬に費やした競馬ライター。『365日競馬する』を目標に中央、地方、海外競馬の研究を重ねている。ジャンルを問わない知識は、一部関係者に『コンビニ』とまで評されている。早稲田大学競馬サークル『お馬の会』会長時代に学生競馬団体『うまカレ』を立ち上げたり、北海道の牧場などに足繁く通うなど、若手らしい行動力を武器に、今日も競馬を様々な角度から楽しみ尽くしている。現在はサラブレ、一口クラブ会報などでも執筆中。血統派で大の阪神ファン。甘党でもある。