羽田盃
(Jpn1・ダ1800m)
4月29日 20:05発走 大井競馬場

出走馬&展望

前走の雲取賞を完勝し、無敗で羽田盃に駒を進めてきた。反応面などに課題は残すものの、すでに砂を被る競馬などを経験してきていて、様々な課題に立ち向かいながらも負けてこなかったように能力は高い。これまでのレースを見ていても本番の厳しい流れのほうが持ち味が出そうな馬。ルメール騎手の手綱捌きに期待したい。

ここまで4戦3勝、前走の京浜盃を圧勝してこの舞台に臨む。新馬戦から非常にいい内容で勝ち上がってきた馬で、能力はG1でも通用すると言って良さそうだ。ただ全日本2歳優駿を取りこぼしたように、現状口向きに課題が見られる馬。右回りのほうが走りやすいとはいえ、今回まっすぐ走る保証はなく、対抗評価とした。

京浜盃は離された5着だったものの、そもそもそれまで逃げて好走していた馬で、違う形になって対応できなかった印象が強い。今回は京浜盃でハナを切ったリコースパローが不在である点は有利も、スピードタイプだけに大井の1800mとなるとマイペースで逃げたい。

前走の雲取賞ではよく伸びて2着。全日本2歳優駿7着から一変した。戦績が示すように小回りよりも広いコース向きというタイプで、引き続き大井を舞台とするのは歓迎。ただまだ加速力に課題があるところもあり、更に相手強化となる今回も差し遅れて2、3着という可能性は高そう。

スマイルマンボ
昨年のハイセイコー記念を圧勝した馬で、前走の雲取賞は休み明けながら逃げて3着に踏ん張った。叩いた今回は更なる良化が見込めること、そして逃げたいアメージングの外の枠に入った点は強調材料となる。まだまだ良化余地のありそうな馬だけに今後更に期待したいところ。