先週はアンノートル(4人気)で勝つことができました。調教に乗せていただき成長と良化を感じ取ってはいましたが、直線狭いところを抜け出してからがビックリするくらいの反応。時計と上がりを考えても、オープンに入って十分に通用するだけの充実度です。マイネルイヴィンス(1人気2着)のレースは初ダートの強い馬が潜んでいたという印象。ブリンカー効果があって追い出しを上手く我慢できたものの、さらに後ろから1秒違う上がりを使われては対応できませんでした。京都新聞杯のナイママ(10人気4着)は理想どおりの位置で流れに乗れて、最近の中では一番の内容。賞金加算できなかったことだけは残念ですが、次に繋がる競馬をしています。適性にも幅があるので、重賞戦線で培った経験を活かしていきたい。

この土曜は新潟11Rでリュミエールドールに騎乗します。除外などで乗鞍が少なくなってしまった中で、本当に有り難い関西厩舎からの依頼。新潟コースでは堅実に走っており、昇級とはいえハンデ51キロも大きなアドバンテージ。時間はたっぷりあるので、よく研究して最善を尽くします。

日曜も新潟で2鞍に騎乗します。3Rのアナザークイーンは休み明けの2戦が思っていたほどの内容ではないこともあり、キッカケを掴むべく初ダート。気難しい面があるので砂を被るとどうかも、血統やフットワークから対応できませんか。10Rのコスモレリアはもうひと押しがほしいというタイプではありますが、新潟コースでも2200ｍの内回りならマッチしそう。新馬から乗せていただいていた馬でもあり、このタイミングで新味を引き出してあげたい。

3回東京開催が近づき、それに合わせて続々と2歳馬が入厩しています。この時期の新馬は僕も相性がいいので期待しているのですが、今朝ゴールドシップ産駒のラシカルガイブがゲート試験に受かりました。小柄で仕上がりが早く、何本か追い切りをやれば万全の態勢でデビューできそう。オークス、ダービーを残すところですが、視線は次の世代にも向いています。