
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
来週火曜は盛岡に行きます
2026/7/9(木)
先週はリーデレクオーレ(2人気2着)が最高着順。ここ2走は我慢も利いて成長著しいレース内容です。惜しむらくは勝ち馬が強かったことですが、中1週で臨むことになる最終週で何としても勝たせてあげたい。
キタノドンカルロ(3人気4着)は1700mでもしっかり走れており、強いて言うなら大外枠の分だったかなと感じています。この馬も最終週で何が何でもの構えです。エンジェルサン(13人気4着)はレースに乗るのは初めてでしたが、良くなってきたタイミングだったのだと思います。ここを使ってもうひとつ上積みも見込めそう。

この土曜は福島で12Rのコパノエイダンに騎乗します。昇級緒戦の前走でクラスに目途が立ち、福島コースも合っています。相手関係を研究しながら前走以上に持ってきたい。
日曜も福島で3鞍に騎乗します。5R(2歳新馬)のハクタカはゲート試験に乗せていただいた経緯があり、金曜にも感触を掴む予定。福島コースが合いそうなタイプのように思います。
7Rのコスモシグルンは帰厩してから続けて追い切りにも乗せていただいています。以前よりも落ち着きがあってメリハリが利いた走り。初めてになる1200mのペースに対応してくれれば着順を上げられそう。9Rのユメシルベは立て直してフレッシュな状態で帰厩し、至極順調に調教も詰めています。ここは53キロで出られる牝馬限定戦。ベスト条件で自ずと力が入ります。

今週は使えなくなった馬が何頭かいて少なくなってしまいましたが、先週除外になったコスモペンタスが来週火曜の盛岡交流に入ったので乗りに行くことにしました。日曜のレース後は美浦に戻って、改めて出直す予定。いい背中をしていて凄く気持ちがあるタイプ。同日はセレクトセールもありますが、芝の番組でもあるのでこの馬の初勝利に全力投球です。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。



