2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
G1ジョッキー松山弘平!!
2017/4/21(金)
オジュウチョウサンの強さに脱帽の高田潤です…(T-T)
先週の中山グランドジャンプ(J・G1)はルペールノエルと共に挑みましたが、5着という結果に終わってしまいました。。
最高の状態でレースに臨んだルペールですが、気合全開で溢れんばかりのパワーを僕が上手く制御できず、不完全燃焼の走りとなってしまい、ルペール自身と最高に仕上げてくれた陣営、そして応援して下さった皆様には本当に申し訳なく思っております。
G1の難しさを改めて痛感しました。
ただ、勝ったオジュウチョウサンは素晴らしい走りに加え、ソツのない飛越、無尽蔵のスタミナで、本当にただただ強いのひと言でした。
もう、歴史的名馬と言っても過言ではないと思います。
でも、いつまでも悔しい思いをしているのではなく、悔しい思いを持ちつつ、もっともっと人馬ともに努力して成長して、これからもどんどんオジュウのような強い馬に挑んで、越えられるように精進していきたいと思います!!
先週は、後輩の松山弘平が皐月賞を制し、念願のG1ジョッキーの仲間入りを果たした訳ですが、弘平は本当にマジメで、何事にもいつも一生懸命な男ですので、そういうところを神様は見てくれているんだなぁと思いました(o^^o)
レースに行けばジョッキーは皆ライバルではありますが、こういう頑張っている後輩の姿、そして勝利は素直に嬉しいですね!!
弘平と仲の良いまわりのジョッキー、そして若手ジョッキー達も、「よしっ!!次は俺たちが!!」と、モチベーションも上がったのではないでしょうか!?
G1レースに限らず、競馬にはさまざまなドラマがあります!!
そのたくさんのドラマや感動の中に少しでも自分が入っていれるように、これからも頑張っていきたいと思います。
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。