アエロリット

(牝3、美浦・菊沢厩舎)

クロフネ
アステリックス
母父ネオユニヴァース
通算成績7戦3勝
重賞勝利 17年NHKマイルカップ(G1)
17年クイーンステークス(G3)
連対時平均馬体重485kg (最高:496kg) (最低:476kg)
前走時馬体重496kg
POINT牝馬にしては480キロ台と馬格に恵まれているが、決して重苦しい印象はなく、付くべきところにしっかりと筋肉のついたメリハリのあるフォルム。立ち気味の繋ぎ、真っ直ぐに伸びた飛節は父クロフネ似で、スピードの持続力に長けた形と言えるだろう。春よりもキ甲が抜けて身長が伸び、成長が感じられる。日当たりの関係で毛艶は判別しづらいが、馬体はパンと張っており、太い感じもせず、1週前の時点で仕上がりに不安は無い。

カリビアンゴールド

(牝3、美浦・小島太厩舎)

ステイゴールド
サバナパディーダ
母父Cape Cross
通算成績10戦2勝
連対時平均馬体重460kg (最高:472kg) (最低:450kg)
前走時馬体重454kg
POINT春先は成長途上のステイゴールド産駒らしい形で華奢なイメージだったが、ひと夏越えてトモの筋肉量が増えた。ただ細めなのではなく、引き締まったと表現するのが相応しい筋肉の張りを見せており、使う度に馬が良くなっている。体型的に距離も2000mくらいがベストの印象で、機動力もあり小回りコースも問題なし。毛艶も良く、オークスの時よりも体調は良さそう。侮れない1頭だ。

カワキタエンカ

(牝3、栗東・浜田厩舎)

ディープインパクト
カワキタラブポップ
母父クロフネ
通算成績7戦2勝
連対時平均馬体重461kg (最高:466kg) (最低:456kg)
前走時馬体重462kg
POINT全体にバランスが良く、皮膚も薄く見栄えのする馬体で能力の高さを感じる。春からマイル近辺を使われているようにシルエットはマイルがベストといった雰囲気だが、コーナー4回の京都2000mなら乗り方次第でごまかせるのでは。肩周りの血管が浮き上がって筋肉の張りは抜群。毛艶も光っており、体調も文句ない。今が充実期といった印象で、再度の好走も十分期待できるだろう。

ディアドラ

(牝3、栗東・橋田厩舎)

ハービンジャー
ライツェント
母父スペシャルウィーク
通算成績13戦4勝
重賞勝利 17年紫苑ステークス(G3)
連対時平均馬体重470kg (最高:478kg) (最低:452kg)
前走時馬体重478kg
POINT春はハービンジャー産駒らしいトモの緩さが残っていたが、夏を越してパワーアップ。まだ良化の余地を残しているとはいえ、確かな成長が見受けられる。やや立ち気味の繋ぎと蹄で道悪も難なくこなせる。やや胴がコロンとした形をしており、追い込み馬に多い体型。シルエットに対して脚が長いので距離も問題なくこなせるし、長く良い脚が使える。京都2000mでコーナーからまくっていくようなレースができれば好勝負か。

ファンディーナ

(牝3、栗東・高野厩舎)

ディープインパクト
ドリームオブジェニー
母父Pivotal
通算成績5戦3勝
重賞勝利 17年フラワーカップ(G3)
連対時平均馬体重512kg (最高:516kg) (最低:508kg)
前走時馬体重526kg
POINT前走は休み明けで調教も今ひとつだったとはいえ、よもやの敗戦。あれが実力とは考えづらい。最後は息切れしてしまったが、直線で一旦は先頭に並びかけたように見せ場はあった。使って腹回りは引き締まってきているし、状態は確実にローズS時よりも良くなってきている。筋肉量では大きな変化は感じないが、中身(心肺機能)が出来上がったと見て、巻き返しに期待したいところだ。

ポールヴァンドル

(牝3、美浦・上原厩舎)

ダイワメジャー
レディドーヴィル
母父Fasliyev
通算成績9戦3勝
連対時平均馬体重537kg (最高:544kg) (最低:532kg)
前走時馬体重528kg
POINT牝馬ながら530~540キロ台で出走したこともあるかなりの大型馬。春までは体を持て余して走っていたが、使いつつ体幹がしっかりしてきており、特にトモの筋肉量はこの中でもトップクラス。キ甲の形を見るにまだ成長余地を残しているが、春よりはずっとシャープで引き締まった体つきになってきた。馬体の張りも現状のベストといえる状態。穴で注目の存在だ。

ミリッサ

(牝3、栗東・石坂厩舎)

ダイワメジャー
シンハリーズ
母父Singspiel
通算成績6戦3勝
連対時平均馬体重415kg (最高:418kg) (最低:414kg)
前走時馬体重420kg
POINT牝馬らしいシャープな体つきではあるが、付くべきところにしっかりと筋肉が付いており、ダイワメジャー産駒らしい形。春は冬毛が目立つところもあり、決して良い状態とはいえなかったが、夏を越して馬体の張りがアップしてきた。元々能力の高い馬で、今後の活躍も期待できる。気持ち腹回りが細く映るが、この状態を維持できれば。

モズカッチャン

(牝3、栗東・鮫島厩舎)

ハービンジャー
サイトディーラー
母父キングカメハメハ
通算成績7戦3勝
重賞勝利 17年フローラS(G2)
連対時平均馬体重470kg (最高:476kg) (最低:468kg)
前走時馬体重482kg
POINT骨格に対して立派な筋肉を持っており、能力は高い。一度使って更にパンプアップしてきた印象を受ける。前走の立ち写真はそこまで太くは感じなかったが、当日はプラス14キロだった。結果的に余裕が残っている状態だった、ということだろう。今回は使った分絞れてくるだろうし、体調は引き続き良さそう。一度の敗戦で評価を下げるのは早計だ。
今週のイチオシ

ラビットラン

(牝3、栗東・角居厩舎)

Tapit
Amelia
母父Dixieland Band
通算成績5戦3勝
重賞勝利 17年ローズS(G2)
連対時平均馬体重445kg (最高:450kg) (最低:440kg)
前走時馬体重444kg
POINT芝に替わって2連勝。血統は一見ダート向きだが、蹄が小さく薄いため、芝での高速決着はむしろ持って来いの造り。胸前、トモを見てもらうとわかるように相当な筋肉量がある。ダート血統の豊富な筋肉量を父から受け継ぎつつ、牝馬らしい柔軟性もある。胴が詰まり気味で2000mはやや長いかもしれないが、馬体を見る限り素質はかなりのものがありそう。毛艶も抜群、体調も良好。ニューヒロインの誕生となるか。

リカビトス

(牝3、美浦・奥村武厩舎)

ディープブリランテ
エンシェントヒル
母父エンドスウィープ
通算成績3戦3勝
連対時平均馬体重421kg (最高:428kg) (最低:416kg)
前走時馬体重420kg
POINT420キロほどの小柄な牝馬。筋肉量の豊富なディープブリランテ産駒らしい形をしており、特に胸前は骨格に良い意味で見合わない立派な肉付き。その一方で後躯はまだ若干緩いところを残しており、今後の成長に期待したいところ。バランスは整っており、直飛で柔軟性もあるので全身を使ったノビノビとしたフォームで走ることができる。毛艶、馬体の張りは悪くないが、腹回りに皮膚病が出ているのが少し気になるところ。

リスグラシュー

(牝3、栗東・矢作厩舎)

ハーツクライ
リリサイド
母父American Post
通算成績8戦2勝
重賞勝利 16年アルテミスステークス(G3)
連対時平均馬体重432kg (最高:436kg) (最低:428kg)
前走時馬体重436kg
POINTバランスの良さは2歳時から目立っており、素質は世代でも安定して上位。骨格はこれで完成形。脚が長く、体も柔らかいので末脚勝負でこそ持ち味が生きる。元々シャープな体つきの馬ではあるものの、1週前にして肋骨が浮いて見えるように細めの仕上がり。馬格も小さめなので、できればもう少しボリュームアップしてきてほしいところ。毛艶は良く、体調自体は良さそうだ。

レーヌミノル

(牝3、栗東・本田厩舎)

ダイワメジャー
ダイワエンジェル
母父タイキシャトル
通算成績9戦3勝
重賞勝利 17年桜花賞(G1)
16年小倉2歳ステークス(G3)
連対時平均馬体重464kg (最高:468kg) (最低:458kg)
前走時馬体重474kg
POINT純粋な筋肉量はこの中でも1、2を争う。背中と腹回り、トモのラインが平行に近く、瞬発力には欠けるが持続力のある造り。ただ、正方形のシルエットで筋肉量が多いことから距離は持たない。おそらく今後はマイル以下の馬になっていくはずだ。毛艶、馬体の張りは一度使って良化が感じられ、体調面では上昇傾向にある。立ち回り次第で上位もあるだろう。