[PR]水上学も在籍!有馬記念の予想買い目を無料公開…【競馬JAPAN】

※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

  • 12/25()夕方発行
    東京スポーツ(有馬記念の予想を掲載)
  • 12/26()14:40頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (中山11R~12R)

アカイイト

牝4
[栗]中竹厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
ウアジェト
母父:シンボリクリスエス
通算成績 20戦5勝[5-4-1-10]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

500キロ超の大型馬ながら、筋肉の付き方が多すぎず、素軽さを感じさせるフォルム。胸の縦幅もあって、心臓や肺が大きく発達していることが窺える。四肢もスラっと長く見せており、心肺機能の高さからも2500mへの距離延長は問題なくこなせそう。長躯短背でバランスが良く、背中に伸縮性を感じさせる造り。コンスタントに速い上がり3ハロンをマークしているように、末脚を活かした競馬が合う。前走との写真比較はできないものの、後肢の下腿部には血管が浮き上がっており、馬体の張りは上々。力を十分に発揮できる状態に整っている。

アリストテレス

牡4
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
ブルーダイアモンド
母父:ディープインパクト
通算成績 15戦4勝[4-6-0-5]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

バランスの整っている好馬体の持ち主。比較的どんな流れでも力を出せるタイプではあるものの、父は持続力勝負を得意としたエピファネイアで、本馬もやや胴周りをゆったりと見せている。切れ味勝負よりも持続力を要する展開のほうが向いているはずで、有馬記念の流れ自体は合いそう。平均以上のペースになったほうがいい。体型的にも2500mはベストに近い距離といえそうだ。今回が秋3戦目となるが、引き続き毛艶に光沢があって、デキ落ちは微塵も感じられない。下腿部にも血管が浮き上がり、いい状態をキープできている。

ウインキートス

牝4
[美]宗像厩舎

レース適性星
仕上がり星
ゴールドシップ
イクスキューズ
母父:ボストンハーバー
通算成績 19戦5勝[5-6-3-5]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

470~480キロ台の馬体重で出走しているように、牝馬の中では馬格に恵まれているタイプ。ただ筋肉の付き方はなだらかで、牝馬らしいしなやかさ、柔軟性を感じさせる。全体に余分な肉が付いておらず、背中が長く、胴周りもゆったりとした造り。四肢もスラっと長く見せていて、中長距離向きの馬体といえる。2600m戦での勝利実績もあり、距離延長は歓迎か。持続力勝負も得意なタイプ。日当たりの関係で毛艶は判別しづらいものの、体つきに緩みはなく、前走同様に引き締まった馬体をキープできている。

エフフォーリア

牡3
[美]鹿戸雄厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
ケイティーズハート
母父:ハーツクライ
通算成績 6戦5勝[5-1-0-0]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

父エピファネイア、母父ハーツクライは共に胴をゆったりと見せる体型で、本馬もその特徴を受け継ぎ、持続力に優れた形に出ている。フットワークが雄大なので、本質的には東京コースがベスト。ただし飛節は緩やかにカーブしており、500キロ超の大型馬でもギアチェンジ能力に長けているため、中山芝2500mがマイナス材料になるとは思えない。今回は左前蹄が接着装蹄となっている。天皇賞(秋)時と比べると多少の緩みは感じるものの、最後の一追いでグッと引き締まってきそう。毛艶自体は良好で、体調面に不安は感じられない。

キセキ

牡7
[栗]辻野厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
通算成績 32戦4勝[4-6-6-16]
前走時馬体重 512kg
詳細
寸評

背中側と腹側のラインが平行に近く、胴周りに伸びのある持続力タイプの馬体構造。長く脚を使う舞台・展開に強く、腹袋も膨らみがあり、上がりの掛かるレースに向いている。年齢を重ねた分、スピード勝負は厳しい面があるため、中山コースでは結果こそ出ていないものの、現状悪くない舞台といえる。道悪は苦にしないので、雨が降った際に評価を上げたい1頭。今回が引退レースとなるが、筋肉量は豊富で、若い頃と比較しても衰えは一切感じられない。毛艶や馬体の張りもかなり良く見せている。文句無しの好仕上がりといえるだろう。

クロノジェネシス

牝5
[栗]斉藤崇厩舎

レース適性星
仕上がり星
バゴ
クロノロジスト
母父:クロフネ
通算成績 16戦8勝[8-3-3-2]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

胸が深く、心臓や肺が大きく発達している。強靭なエンジンを活かした持続力勝負は得意中の得意。有馬記念は2周目から内回りに入り、各馬が早めに動きだす。その流れに付いて行ってもバテない心肺機能・持続力を本馬は持ち合わせており、レース適性は申し分ない。一方で腹周りはある程度スッキリと見せていて、馬体は素軽さがあり、鋭い決め手も秘めている。非常に総合力が高い競走馬といえるだろう。季節的に冬毛が伸びているので毛艶は見栄えがしないものの、昨年も同様の状態で勝っているので全く問題ない。海外遠征明けでも力は十分に発揮できるはず。

シャドウディーヴァ

牝5
[美]斎藤誠厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
ダイヤモンドディーバ
母父:Dansili
通算成績 24戦3勝[3-5-3-13]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

ハーツクライ産駒らしく胴をゆったりと見せる体型で、持続力勝負に向いているタイプ。飛節はカーブしている「曲飛」でバネ感があり、瞬発力勝負にも対応できる。末脚の破壊力は一級品も、あまり器用なタイプではないため、中山の小回りコースにどこまで対応できるか。道悪での好走歴こそあるものの、ベタ蹄で本来は綺麗な馬場状態でこそ持ち味が活きてくる。夏競馬もコンスタントに使っているが、見た目に消耗した雰囲気はなく、引き続き筋肉の張りは良好。この馬としてはそこまで冬毛も伸びておらず、毛艶もいい。充実している印象だ。

ディープボンド

牡4
[栗]大久龍厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
通算成績 14戦4勝[4-2-1-7]
前走時馬体重 502kg
詳細
寸評

飛節が真っ直ぐに伸びている「直飛」で、長く脚を使える形。また腹袋が大きく、底力を要する展開・馬場が得意。上がりの掛かるレースが得意なタイプなので、持続力勝負になりやすい有馬記念の流れ自体は合っていそう。蹄はやや薄いが繋ぎは短め。日本の芝であれば時計の掛かる馬場がベストで、雨が降れば他馬が苦にする分、この馬にとって有利に働くだろう。ピカイチのデキだった天皇賞(春)時と比較して、若干の緩さが感じられるものの、海外遠征明けということを考えれば決して悪くない仕上がり。後肢の下腿部には血管が浮き上がり、馬体の張りを示している。

パンサラッサ

牡4
[栗]矢作厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ミスペンバリー
母父:Montjeu
通算成績 17戦4勝[4-4-0-9]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

腹周りはややふっくらとしているが、これは元々の体型。母父モンジューはサドラーズウェルズ系の種牡馬で、腹袋が大きく、本馬はその特徴を受け継いでいると見ていいだろう。トモの横幅が広く、父ロードカナロア譲りの豊富な筋肉量を誇る。レースで見せる軽快な逃げ脚・スピード能力は父からの遺伝といえる。体型的には2000m前後がベストの中距離馬らしいフォルムで、2500mはやや長い。今回も積極策でどこまで見せ場を作れるか。3歳時の立ち姿と比較しても、明らかに筋肉の輪郭が明瞭に浮き上がっていて、完成度が高まっている。毛艶も光沢があり、充実一途といった印象。

ペルシアンナイト

牡7
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハービンジャー
オリエントチャーム
母父:サンデーサイレンス
通算成績 35戦4勝[4-5-4-22]
前走時馬体重 502kg
詳細
寸評

筋肉質で骨格のバランスも整っており、見栄えのする好馬体。背中が短めで、胴自体も詰まり気味。一瞬の脚が活きる瞬発力勝負に向いている。体型的にはマイル~2000mがベストといった印象で、2500mの距離でどう立ち回るかがカギ。年齢を重ねてパワータイプの印象が強くなっており、極端な高速決着よりは、水準からやや時計の掛かる馬場がベスト。現状、東京の高速馬場よりは中山の馬場のほうが合っているはず。7歳馬でも衰えは一切感じさせず、今回も毛艶や馬体の張りは申し分ない。いい状態で出走できそうだ。

メロディーレーン

牝5
[栗]森田厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
メーヴェ
母父:Motivator
通算成績 25戦4勝[4-0-3-18]
前走時馬体重 354kg
詳細
寸評

規格外の小さな馬ではあるものの、骨格のバランス自体は整っていて、脚をスラっと見せている。ただ、他馬との比較で見てどうしても馬格が小さい分、ストライドを伸ばして距離を稼ぐのには限界がある。胸が深いことからも心肺機能は相当に高く、好走するためには上がりが掛かって消耗戦になることが必須。道悪、タフなハイペースと他馬が苦にする条件が揃えば浮上の目も。前走時は過去最高馬体重の354キロ。この馬としてはボリューム感のある馬体を維持できており、筋肉の張り感も上々だ。

モズベッロ

牡5
[栗]森田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープブリランテ
ハーランズルビー
母父:Harlan’s Holiday
通算成績 22戦4勝[4-4-1-13]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

四肢をスラっと見せていて、胴周りにも伸びが感じられる。中長距離、持続力勝負への適性を示しており、長く脚を使う展開が合っているタイプ。筋肉の付き方は比較的なだらかなタイプで、スピード勝負ではなく、時計・上がりの掛かる競馬が得意。近走は上がりの速くなりやすい東京や阪神外回りコースを使われていて、この馬の良さを発揮できなかった。有馬記念は舞台としてはかなり合っているだけに、近走着順は度外視できる。また叩き良化型で、休み明けの京都大賞典、天皇賞(秋)、ジャパンCと使うごとに馬体の張りが増しており、ココ最近では一番良く見える。

ユーキャンスマイル

牡6
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
ムードインディゴ
母父:ダンスインザダーク
通算成績 24戦6勝[6-4-1-13]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

持続力・長距離適性を感じさせる、ゆったりとした胴周りが特徴的。父キングカメハメハ譲りで筋肉量も豊富なため、中距離でも通用するスピードを秘める。蹄は薄く、繋ぎも長めで角度はやや寝ている。本質的には時計の速い決着を好むタイプで、中山よりは広い東京コースがベスト。内回りのトリッキーな競馬にどう対応するかがカギ。近走は結果こそ出ていないが、馬体のコンディションは悪くない。今回も毛艶が良く、体調の良さが立ち姿から伝わってくる。ガラッと変わったところは見られないが、引き続き好馬体をキープできている。

イチオシ馬

タイトルホルダー

牡3
[美]栗田徹厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
メーヴェ
母父:Motivator
通算成績 8戦3勝[3-2-0-3]
前走時馬体重 464kg
詳細
寸評

トモの肉付きが良く、力強いキックで大きな推進力を生み出せそうな馬体。飛節はカーブしている「曲飛」でピッチは速いタイプで、スタートしてからのダッシュが速い。骨格の完成度が高まり、胴周りにも伸びが感じられるようになった。注目すべきは胸周りで、縦幅があって深さがある。馬体からは中距離以下でも対応できそうなスピードを感じる一方、菊花賞では持ち前の心肺機能を存分に発揮して5馬身差の圧勝。有馬記念でも優れたエンジンの性能を発揮できれば、再現があっても不思議ない。先行力がある点も好材料。毛艶は抜群で、筋肉の張りも素晴らしい状態。前走時もデキの良さが目立っていたが、今回もかなりの好仕上がりといえそうだ。

やーしゅん
中距離でも楽に先行できるスピードがある一方で、胸は深く、見た目にも高い心肺機能を秘めていることが分かります。立派な腹袋や血統背景からも、タフな流れでこそ持ち味が光るタイプ。大外枠でも出脚が速いので、好位置を取り切れれば致命的な不利にはならないでしょう。早めに動く強気の競馬で、前走の再現に期待です。
特注馬

アサマノイタズラ

牡3
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
ヴィクトワールピサ
ハイタッチクイーン
母父:キングヘイロー
通算成績 8戦2勝[2-1-1-4]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

筋肉の付き方は比較的なだらかなタイプで、肋骨は薄っすらと浮き上がっており、ムダ肉が少ない。春と比較して明らかにキ甲が伸びて、馬体のバランスも良くなってきた。トモの半腱半膜様筋も前走よりハッキリと浮いて見え、確かな成長が感じられる。飛節は父ヴィクトワールピサ譲りの「曲飛」で、瞬発力に優れた形。菊花賞でもメンバー最速の上がりを計時しており、持ち前の末脚を引き出せれば。シャープではあるが母父キングヘイローの影響か、腹周りには重厚感もある。パワーが必要な中山コースはベストの舞台といえそう。毛艶や馬体の張りは前走以上で、デキの良さが伝わってくる。

やーしゅん
腹袋が発達しており、重厚感たっぷり。パワーの必要な中山コースはベストの舞台です。末脚が武器の馬ですが、上がりの掛かるレースを好むタイプ。ある程度ペースが流れそうな今年のメンバーなら、直線一気の追い込みで馬券内突入も十分にあり得るでしょう。08年に14番人気で2着に入った、アドマイヤモナークのようなイメージです。
出走予定馬すべての立ち写真が掲載されるとは限りません。
競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。