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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

新潟2歳S

キーンランドC

  • 8/27()夕方発行
    東京スポーツ(新潟2歳Sの予想を掲載)
  • 8/27()14:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (新潟10R~12R)
  • 8/28()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (新潟10R~12R)

アイスグリーン

牡2
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
グリューネワルト
母父:スペシャルウィーク
通算成績 2戦1勝[1-0-0-1]
前走時馬体重 486kg
詳細
寸評

父がモーリスに替わったこともあり、半姉ディアンドルよりもガッシリとした筋肉質なフォルム。胴周りにはまとまりがあり、背中は短め。腹構えがしっかりとしていて、ロベルト系らしい重厚感が漂う。脚元に目を向けると、繋ぎの角度はやや立ち気味、蹄にも厚みがある。馬場が雨で多少渋ったとしても、問題なく対応できるはず。パワー型なので究極の切れ味勝負になった場合に課題は残るものの、骨格的にはある程度速い脚も繰り出せそう。まだ伸びしろを残しつつも筋肉の張り具合は上々で、力を出せるデキにある。

グラニット

牡2
[美]大和田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ダノンバラード
インティワタナ
母父:フサイチコンコルド
通算成績 2戦1勝[1-0-1-0]
前走時馬体重 444kg
詳細
寸評

四肢が長くバランスのいい立ち姿。全体に余分な肉が付いておらず、クビ周りなどはスッキリと見せる。骨格に対して背中が長めで、腹側のラインと平行に近い。父よりもややゆったりとした体型ではあるものの、フォルムは似ていて、スパッと切れる脚こそないが、いい脚を長く使えそうなタイプ。骨格的にはマイル戦よりも中距離戦に魅力を感じる。広い新潟外回りコースは合っていそうなので、先手を取ってマイペースで運べれば。体つきはまだ幼い面が残るものの、後肢の下腿部には血管が浮いていて、馬体の張りは悪くない。

シーウィザード

牡2
[美]鹿戸雄厩舎

レース適性星
仕上がり星
ビーチパトロール
メリーウェザー
母父:メジロベイリー
通算成績 1戦1勝[1-0-0-0]
前走時馬体重 456kg
詳細
寸評

父ビーチパトロール譲りの筋肉質な馬体。特にトモは横広でキングマンボ系の特徴がハッキリと表れている。456キロでデビュー勝ちを収めているように決して大柄な馬ではないものの、肉付きのいいシルエットで立ち姿は実にパワフル。胴周りにはまとまりがあり、重心がどっしりとしているので、どちらかといえばマイル志向の強いタイプ。距離短縮もこなせそう。初戦は逃げ切りも、馬体的には追ってからの決め手も秘めているイメージ。後肢が長い構造もあるが、まだ腰高で骨格には成長の余地が見受けられる。肌ツヤは良く、状態面に不安は感じられない。

タマモブラックタイ

牡2
[栗]角田厩舎

レース適性星
仕上がり星
デクラレーションオブウォー
タマモイヤリング
母父:ブラックタイド
通算成績 1戦1勝[1-0-0-0]
前走時馬体重 516kg
詳細
寸評

父同様の筋肉質な馬体で、見た目にパワフル。胴周りは窮屈に見せていないが、やや低重心でバランスは前に寄っているタイプ。後躯の発達も目立ち、肩のラインも立ち気味。1200mで新馬勝ちを収めているように、本質は短い距離でこそのタイプ。スピードの持続力が持ち味だ。蹄には厚みがあるので、渋った馬場でも能力を削がれることはない。まだ全体に幼い面があり、これからより筋肉が付いてくるはず。現状は素軽さも見受けられるので、この軽さをマイル戦で活かせれば。シャープに仕上がっていて、1週前の時点で仕上がりは上々。

チカポコ

牝2
[栗]西園厩舎

レース適性星
仕上がり星
ブラックタイド
アスペンアベニュー
母父:トワイニング
通算成績 1戦1勝[1-0-0-0]
前走時馬体重 418kg
詳細
寸評

背中が短く、前後に詰まったシルエットの馬体。デビュー勝ち時の馬体重が418キロと小柄な馬ではあるものの、胸前やトモにはしっかりと筋肉が付いていて、力強さを感じさせる。体型的にも短い距離が合っていて、今回は1600mへの距離延長が課題。父ブラックタイドよりも母父のトワイニングで出ている印象。まとまりがある分、タメを利かせれば末が切れるタイプなので、道中の折り合いひとつ。今回のメンバーでは比較的仕上がり早で、皮膚を薄く見せるほど筋肉はパンと張っている。毛艶も良好で、仕上がりの良さが伝わってくる。

イチオシ馬

ロードディフィート

牡2
[美]和田勇厩舎

レース適性星
仕上がり星
デクラレーションオブウォー
カディーシャ
母父:ダイワメジャー
通算成績 2戦1勝[1-1-0-0]
前走時馬体重 424kg
詳細
寸評

前走時の馬体重が424キロと牡馬の中では小柄な馬格。ただ筋肉の輪郭はハッキリとしていて、トモの半腱半膜様筋が浮いて見える。馬体にメリハリがある点は好材料。父デクラレーションオブウォーよりも、母父ダイワメジャーの因子が強く出ているように見える。飛節の折りは深い「曲飛」でバネは利きやすい。胴は詰まり気味で、現状の完成度ならマイル戦もこなせそうだが、本来は短距離寄りのタイプ。これからボリューム感のある身体へと成長してくるだろう。薄っすらと肋骨が浮き上がっていて、余分な肉が付いておらずスッキリ仕上がった。

やーしゅん
新潟2歳SはAコース使用5週目の開催で、馬場の傷みが進む時期に入ります。今年は週末に雨予報も出ており、道悪への対応力も問われるところ。本馬は繋ぎが短く立ち気味、前脚を掻き込むような力強いフットワークが特徴。渋った馬場も苦にしないはずです。瞬発力も十分で、勝ち負けに期待しています。
特注馬

キタウイング

牝2
[美]小島茂厩舎

レース適性星
仕上がり星
ダノンバラード
キタノリツメイ
母父:アイルハヴアナザー
通算成績 2戦1勝[1-0-0-1]
前走時馬体重 436kg
詳細
寸評

前走時の馬体重は436キロと骨格はコンパクト。しかし前駆やトモなど付くべきところにしっかりと筋肉が付いており、数字以上に体を大きく見せる。飛節の折りが深い「曲飛」でバネが利き、胴周りの造りはまとまりがあるため、追ってから鋭い脚を繰り出せるのが特徴。股関節から体を大きく使えるように、関節や筋肉の柔軟性にも富んでいる。新潟外回りコースの末脚勝負に向いているタイプといえそうだ。

やーしゅん
前走の未勝利戦は外から上がり33秒4の末脚を繰り出して快勝。瞬発力に秀でたタイプで、新潟外回りコースへの適性は既に証明済みです。稍重馬場で勝利を収めているように、渋った馬場も苦にしないタイプ。連闘でも押さえておきたい穴候補です。

ビリーバー

牝7
[美]石毛厩舎

レース適性星
仕上がり星
モンテロッソ
デイドリーマー
母父:ネオユニヴァース
通算成績 45戦5勝[5-3-9-28]
前走時馬体重 462kg
詳細
寸評

骨格全体のフォルムに対して、やや胴周りに伸びを感じさせる体型。飛節は緩やかにカーブしており、角度はキツくないが「曲飛」に分類される。胴はスピードの持続力に秀でており、後肢からは瞬発力を感じさせる。器用なタイプではないものの、コーナー半径が大きい札幌のカーブなら、自分のペースで上がっていけそう。展開ひとつ。パワフルな面があるので、パワーを要する洋芝も対応可能。7歳牝馬でも肌ツヤが非常に良く、充実している様子が伝わってくる。引き続き好調をキープしている。

イチオシ馬

メイショウミモザ

牝5
[栗]池添兼厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
メイショウベルーガ
母父:フレンチデピュティ
通算成績 28戦5勝[5-3-2-18]
前走時馬体重 452kg
詳細
寸評

最新の写真は22年ヴィクトリアマイル
ハーツクライ産駒の中では、比較的コロンとした体つき。腹袋は大きめで、肩周りの筋肉の質感もやや硬め。飛節の折りは父譲りでかなり深い、典型的な「曲飛」タイプ。マイル戦の阪神牝馬Sで重賞初制覇を挙げたものの、本質は短距離向きで、1200mへの短縮は好材料。短めの繋ぎと厚みのある蹄が特徴的で、時計が掛かっている今の札幌芝もマッチしそう。函館・札幌で計3勝をマークしており、洋芝への適性も既に証明済み。

やーしゅん
先週の札幌記念は(函館開催を除く)近10年で、2番目に遅い2.01.2の勝ちタイムで決着。今の札幌芝は時計が掛かっており、腹袋に重厚感があるパワータイプの本馬にとって向いている状況といえます。洋芝コースで過去に3勝、体型的にも本質は1200m向き。距離短縮での一発に期待します。
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