【スプリングS】注目の皐月賞トライアル!G1戦線見据える金鯱賞の馬体診断も掲載
2025/3/14(金)
※イチオシ馬&特注馬は3/14(金)に更新します!
スプリングS
金鯱賞
- 3/15(土)夕方発行
東京スポーツ(金鯱賞の予想を掲載) - 3/15(土)13:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(中山7~9Rパドック解説)
ダノンセンチュリー
牡3
[美]萩原厩舎


父 | フィエールマン |
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母 | シャンブルドット 母父:Lope de Vega |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 460kg |
父フィエールマンと似た、長躯短背のバランス。胴周りを窮屈に見せず、ムダ肉は少なくスッキリと見せる体型から、父同様に中長距離適性が高そう。仙骨の角度はディープインパクト系らしい角度の「斜尻」で瞬発力を秘める。本質的には広いコースのほうが合っている印象で、小回り中山芝1800mへの対応がカギ。成長の余地を多分に残すものの、実戦を経験して馬体は引き締まってきた。
ピコチャンブラック
牡3
[美]上原厩舎


父 | キタサンブラック |
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母 | トランプクイーン 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 3戦1勝[1-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 490kg |
ムダ肉が付きづらく、体つきはシャープに映る。クビは長さがある上に細く、走行時の振り幅が大きく、飛節は「曲飛」の構造でも、関節はしっかりと伸びて、持続力を感じさせる走りをする。距離は延びて良さが出そう。昨年末の立ち姿と比較して、腹周りやトモには少し厚みが出てきた。血統的にも馬体的にも晩成傾向の強いタイプだが、短期間に良化・成長していることが窺える。太め感はなく、力を出せる態勢に仕上がった。

マテンロウバローズ
牡3
[栗]昆厩舎


父 | ロジャーバローズ |
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母 | パルテノン 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 480kg |
半兄にシンザン記念勝ち馬のマテンロウオリオン。兄よりも胴に伸びが感じられ、クビ周りもシャープ。マイル戦で結果を残している点は同じでも、本馬のほうが中距離寄りのタイプで、1ハロンの距離延長も不安なし。斜尻直飛の構造で、バネ感から瞬発力、ストライドが伸びる点から持続力を感じさせ、いい脚を長く繰り出せそう。後肢が長い分、やや腰高には映るが、筋肉の張りが良く完成度は決して低くない。肋骨もわずかに浮いて、理想的なボディコンディションに仕上がっている。


ジェットマグナム
牡3
[栗]安達厩舎


父 | ヘンリーバローズ |
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母 | ビビットオレンジ 母父:ルーラーシップ |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 488kg |
父ヘンリーバローズと同様に肉付きのいい、筋肉質なフォルム。前躯の発達が目立ち、腹袋もふっくらと見せてボリューム感十分。末脚が切れるイメージは受けないものの、パワーに秀でていて、前後にまとまったバランス。機動力の高さを活かして好位から抜け出す競馬が得意なタイプ。きさらぎ賞時は少し冬毛が出ていたが、今回は毛艶も良化して、筋肉の輪郭が浮いて見える。使いつつも状態面は上向きと見て良さそう。

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肩周りからクビさしの発達が目立つタイプ。背中に長さがあり、ストライドの大きな走りが特徴的。本質的には持続型のイメージも、後肢の仙骨は傾斜した「斜尻」の構造で、バネが利いて瞬発力を生み出せる構造。飛節は緩やかにカーブしていて、大柄でも回転力は十分、機動性を秘めている点が本馬の長所。総合力が高い。まだ前躯が勝っている感があり、骨格のバランスも含めて成長の余地を残す。休み明けの分、詰めた仕上がりには映らないが、毛艶は上々で体調は悪くない。