※イチオシ馬&特注馬は11/7(金)に更新します!

アルゼンチン共和国杯

みやこS

  • 11/8()夕方発行
    東京スポーツ(アルゼンチン共和国杯の予想を掲載)
  • 11/8()14:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10~12Rパドック解説)

スティンガーグラス

牡4
[美]木村厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
ライフフォーセール
母父:Not For Sale
通算成績 9戦5勝[5-1-0-3]
前走時馬体重 482kg
詳細
寸評

前肢に長さがあり、バランスの整った立ち姿。背中周りには程よく伸びがあり、後肢の飛節は中間的な角度で、関節は真っすぐに伸びてストライドの広い走りをするタイプ。中長距離適性は高く、斜尻でバネが利き、良質な瞬発力も兼備している。3歳時と比較して全体にボリュームアップ。馬体重は大きく変わらないが成長が窺える。少し間隔は開いたが太めなく仕上がっていて、力を出せる態勢に整った。

ニシノレヴナント

セ5
[美]上原厩舎

レース適性星
仕上がり星
ネロ
ニシノアモーレ
母父:コンデュイット
通算成績 21戦5勝[5-2-1-13]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

父と同じ栗毛ではあるが、本馬のほうが前肢は長く、背丈が高く見えるバランス。横広のトモである父と比較すると、仙骨の角度が傾斜していて後躯はやや薄い。筋肉の質感も柔軟性があってしなやか、クビさしもシャープ。ゆえに中長距離で結果を残せていると推測する。筋肉の張りはまずまずで、体つきに太め感はない。

ホーエリート

牝4
[美]田島俊厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
ゴールデンハープ
母父:ステイゴールド
通算成績 13戦2勝[2-3-1-7]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

父ルーラーシップ譲りで、胴をゆったりと見せる体型。馬体のバランスが整っていて、スッキリとした体つきで重たく見せない。2500mの距離も問題なく対応できそう。蹄底には厚みがあり、重馬場で初勝利を挙げているように道悪でも能力を落とさずに走ることができるタイプ。決め手勝負になるとどうかも、持続力を活かせる展開なら好勝負可能。前走に続いてスッキリと引き締まっており、状態面は高いレベルで安定している。

ボルドグフーシュ

牡6
[栗]宮本厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクリーンヒーロー
ボルドグザグ
母父:Layman
通算成績 17戦3勝[3-3-3-8]
前走時馬体重 510kg
詳細
寸評

筋肉の質感がしなやかで、シャープな印象のある、中長距離向きの体型。四肢は長めで関節の可動域も広く、跳びは大きい。後肢にはバネ感があり、エンジンが掛かれば長くいい脚を繰り出せる。東京コースは初となるが、合いそうな舞台。繋ぎは長めで、綺麗な馬場のほうが力は発揮できそう。近走結果は出ていないが、今回も馬体にはメリハリがあって、仕上がりに不安なし。

ローシャムパーク

牡6
[美]田中博厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハービンジャー
レネットグルーヴ
母父:キングカメハメハ
通算成績 18戦6勝[6-4-1-7]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

胴長、脚長の体型で、跳びの大きな走りをするタイプ。胸が深く心肺機能に優れており、バテずに伸び続けられる面からも持続力勝負が得意。パワフルな体つきだが2500mはこなせる距離。東京コースで長く脚を使う競馬に持ち込みたいところ。肋骨が薄っすらと浮いていて太め感はないが、いい頃と比較して、筋肉の張りには良化の余地を残している印象。

イチオシ馬

シュトルーヴェ

セ6
[美]堀厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
アンチュラス
母父:ディープインパクト
通算成績 17戦6勝[6-3-0-8]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

長躯短背のフォルムで前後の連動性に優れているバランス。後肢の飛節はカーブした「曲飛」の構造で、ピッチの速い走りをするタイプ。シャープに引き締まっている素軽い体つきは父キングカメハメハよりも、母父ディープインパクトの特徴が色濃く出ている印象。狭いところを割って伸びることができる、一瞬の切れを秘めた馬で、中長距離適性も高い。近走との比較でも毛艶の良さが目立ち、筋肉の張りも良化。いい状態で出走できそう。

やーしゅん
今年のアルゼンチン共和国杯は先行馬が少なく、スローペース濃厚。上がり勝負になれば瞬発力に長けた馬体構造のシュトルーヴェに出番があると見ています。状態面も近走との比較で一番に映り、復活に期待したいところです。
特注馬

セレシオン

牡6
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
クルソラ
母父:Candy Stripes
通算成績 14戦4勝[4-3-2-5]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

最新の写真は24年アルゼンチン共和国杯
腹周りをスッキリと見せる、シャープな体つき。胸の縦幅があり、ハーツクライ産駒らしく背中周りを窮屈に見せない。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」でバネ感があり、ゆとりある胴の構造と相まって、長くイイ脚を繰り出すことができる。スタミナ豊富な中長距離タイプで、2500mでの決め手比べは合いそうな印象。

やーしゅん
ムダ肉の少ない体つきで、中長距離への適性は高いタイプ。持続力と瞬発力を兼備していて、スローからの上がり勝負も問題なく対応できると見ています。前走は休み明けもありましたが前が詰まり脚を余していた印象。改めて期待したい一戦です。

アウトレンジ

牡5
[栗]大久龍厩舎

レース適性星
仕上がり星
レガーロ
クイーンパイレーツ
母父:キングカメハメハ
通算成績 16戦7勝[7-2-1-6]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

背中が短く、腹側のラインを長く見せるフォルム。胴は詰まり気味でクビはやや短めでも、四肢に長さがあって、中距離向きに出ている印象。飛節は緩くカーブしているが、ある程度繋ぎはゆとりある造り。ストライドを伸ばして、長く脚を繰り出すことができる。さほど舞台を選ぶタイプには映らず、京都コースは問題なく力を発揮できそう。1週前の時点で腹周りはスッキリと引き締まっていて、動ける態勢に整った。

ペリエール

牡5
[美]黒岩厩舎

レース適性星
仕上がり星
ヘニーヒューズ
ソフトライム
母父:フジキセキ
通算成績 16戦6勝[6-1-4-5]
前走時馬体重 486kg
詳細
寸評

スッキリと見せる、一見すると芝もこなせそうな素軽い体つき。ただ、3歳時との比較で全体に幅が出ており、若い頃の華奢な印象はなくなった。後肢を長く見せ、やや腰高に映る、ヘニーヒューズ産駒らしいバランス。緩くカーブした飛節、伸びのある胴周り。スピードの持続力と加速力を兼備している。背中から腹周りにかけて銭型模様が薄っすらと浮き、代謝の良さが窺えるところ。馬体は充実している。

レヴォントゥレット

牡4
[栗]矢作厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
クイーンマンボ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 9戦4勝[4-1-2-2]
前走時馬体重 502kg
詳細
寸評

父の産駒らしい筋肉量豊かな馬体で、特にトモは横広で肉付きが良く、大腿筋膜張筋は膨らむように発達。半腱半膜様筋のスジも浮いていて、この後躯が安定した先行力に繋がっている印象。骨格のバランスに対して前肢は短く、重心が前傾していることも、スピード乗りの良さに影響しているか。500キロほどの馬格がありながらフォルムは素軽く、胸も深く心肺機能が高い。皮膚を薄く見せて馬体の張り、毛艶も申し分のない状態に映る。

ロードクロンヌ

牡4
[栗]四位厩舎

レース適性星
仕上がり星
リオンディーズ
リラコサージュ
母父:ブライアンズタイム
通算成績 12戦4勝[4-2-2-4]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

父リオンディーズと似た背中の詰まった骨格。筋肉量が豊富で、母父ブライアンズタイムの影響もあって腹袋はふっくら。パワフルな走りができそうな馬体。脚抜きのいい馬場でも好成績を残しているが、体型に加えて繋ぎが短く立っており、蹄にも厚みがあって、乾いた馬場でより特性が活きるイメージ。1週前の時点で肋骨が薄っすらと浮き、太め感なく仕上がっている。筋肉の輪郭もハッキリ浮いて見え、デキの良さが伝わってくる。

イチオシ馬

ダブルハートボンド

牝4
[栗]大久龍厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
パーシステントリー
母父:Smoke Glacken
通算成績 6戦5勝[5-1-0-0]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

クビさしがシャープで、全体にスッキリとして映る牝馬らしいフォルム。長躯短背で腹周りは後躯に向かって引き締まっており、前後の連動性に長けている印象。柔軟性があり、脚長のバランスで跳びは大きい。持続力勝負やスタミナが問われる競馬が合いそう。パワー型には映らないので、直線平坦の京都は適した舞台といえそうだ。毛艶に光沢があり、後肢の下腿部には血管が浮いている。馬体の張り良く見せて、好仕上がり。

やーしゅん
今年のみやこSは強力な先行馬が揃ったこともあり、タフな展開を想定。ムダ肉の少ないスタミナの消費を抑えられそうな馬体の本馬は、消耗戦に強そうで平坦の京都も向く印象。毛艶、筋肉の張りも上々で、体調が良さそうです。
特注馬

ラムジェット

牡4
[栗]佐々晶厩舎

レース適性星
仕上がり星
マジェスティックウォリアー
ネフェルティティ
母父:ゴールドアリュール
通算成績 13戦5勝[5-0-3-5]
前走時馬体重 500kg
詳細
寸評

骨格に対しての肉付きが良く、父マジェスティックウォリアー譲りで腹袋が大きい。背中が詰まったバランスだが、後肢の飛節は垂直に伸びた「直飛」の構造で、脚自体も長く見せる。2000m前後の距離、広いコースが合いそうな体型。前躯に対して後躯の横幅がやや薄く見える分、テンの行き脚は遅い。トモがハマってくれば長くいい脚を繰り出せる。前走との比較はできないが毛艶は上々で、体調面に不安はなさそう。

やーしゅん
ストライドを大きく伸ばして走る持続力タイプで、消耗戦を想定したなら評価しなければならない1頭。ユニコーンSを勝った時に近い流れになりそうな点は好材料です。馬体の張りツヤも良く、そろそろ復活してもいい頃と見ています。
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