皆様、こんにちは!毎年のことながら、雪が降ると、寒くて家から外に出る勇気を無くしてしまう松田です。暖冬で安心していた今年の冬ですが、まさかの大雪が降り、調教が順延するなど思いがけない天災に被害を被る形となりました。そんな中、世間を賑わすニュースと言えば、アイドルグループSMAPの解散騒動ですね。事務所からの独立や、対立、そして、ファンのことを考えSMAPを存続させるための謝罪と大きな話題をさらっています。よくよく考えてみれば、10代の頃からSMAPとして生きてきたメンバーは、プライベートでもSMAPでいる必要があったんですもんね。そう考えると、自分自身の素は、どこか飾られたように感じていたのではないでしょうか。今回はお世話になったマネージャーと事務所に揺れたSMAP問題。この問題を見て、再度、SMAPの偉大さを知ることになりました。

競馬界でも、その偉大さを見せ付けられる結果となりました。先週の日曜日に京都競馬場で行われた日経新春杯では、今年の2月で勇退する松田博先生の管理馬レーヴミストラルが、直線一気の競馬で、見事優勝を飾りました。松田先生と言えば、数々の名馬を育てた名伯楽です。レースは、スタートからダコールがハナを奪う形となり、逃げ馬不在のレースだけにゆったりとしたペースとなりました。本来ならば、このペースになれば前残りが考えられる展開の中、4コーナーのギリギリまで我慢させたレーヴミストラルが桁違いの脚で全てを交わしきって勝利しましたね。今回は終い重視の調教をされていましたし、まさにスローでも差し切る自信が先生と鞍上にはあったと言うことだと思います。

レーヴミストラル

2着には重賞初挑戦のシュヴァルグランが入りましたね。今回は54キロと恵まれた斤量に勝利もあるかなと思いましたが、馬の力が違いすぎましたね。レース後のルメールのコメントでは「4コーナーでぶつかったのが痛かった」とありましたが、個人的には全く関係なかったと思いますね。ただ、全力を出し切れなかったと言えばそうなりますが、今回のレースでは勝利した馬が強すぎましたからね。京都の2400m外回りを制覇したとなれば、今後のローテーションにも幅が出ますし、上手くいけば、去年のラブリーデイのような覚醒もあるかもしれない当馬には、今後も注目していかなくてはいけません。


そんな覚醒馬を今週も見つけることができるのか!?今週は中京でフェブラリーSに繋がるダート重賞・東海Sが行われます。1ヶ月後に行われるフェブラリーSに向けて、ここが最後の調整となります。まず、注目を集めるのはロワジャルダンではないでしょうか。前走のチャンピオンSでも4着に入り、着実に力をつけてきている馬だけに期待も大きくなると思います。そして、まだまだ若者には譲れないとローマンレジェンドにも期待したいところです。勿論、全盛期の能力があるかとなれば、少し疑問は残りますが、このメンバーには負けられないと陣営は思っているかもしれませんね。その他にはインカンテーションが、どこまで馬体を戻してきているかにも注目したいと思っています。そして、私の一番の注目はモンドクラッセになりますね。騎乗する田辺君は天才的なところがありますし、前走崩れたとはいえ、今回は復活に期待したいです。

そして、中山のAJCCではサトノラーゼンに注目が集まります。ダービー2着馬が、今年は主役級に踊り出るのではないかと個人的には期待している一頭です。怪我の四位君に変わり、豊ちゃんが手綱を取るディサイファにも注目していきたいと思います。その他にも、絶好のチャンスを貰った藤懸君が意地を見せて欲しいヤマニンボワラクテや復活に期待したいショウナンマイティなど、こちらは混戦が予想されるだけに、非常にレースが楽しみになっています。West Sea を渡り、2月の本番に踊り出るのはどの馬か!?今週も競馬からは目が離せません!!!