皆様、こんにちは!注目していた甲子園も本日(22日)に迎える決勝戦のみとなりました。決勝のカードは履正社 対 星稜になり、どちらが勝ってもおかしくない戦いになりそうです。まずは、なんといっても打ちに打ちまくっている履正社の剣と、星稜のエース奥川君のここまで無失点できている盾のどちらが強いのか非常に楽しみです。しかし、奥川君のピッチングは、すでに高校野球のレベルを超えているように見えます。あのスライダーと150kmを超える速球は、なかなか打てないものだと思います。果たして、どのような結果になるのか、本当に楽しみな一戦です。

その前に、先週の競馬を振り返りましょう。なんといってもG1馬が複数出走した札幌記念の話です。今回もまた豪華なメンバーが揃いました。G1馬フィエールマン、ブラストワンピース、ワグネリアン、そしてペルシアンナイトとそうそうたるメンバーが揃った中、勝ち切ったのは凱旋門賞出走を目指していたブラストワンピースと初コンビの川田君でした。

レースはエイシンティンクルが単独で逃げの形を取り、その後ろにクロコスミア、サングレーザーと続きました。ペースは前半59秒9とこのメンバーでは少し遅い形で流れていきました。迎えた4コーナーでは外からワグネリアンとペルシアンナイトが迫ってくると一気に熱が上る競馬になりました。しかし、その形を見ながら冷静に、内枠の競馬に徹した川田君とブラストワンピースが決して得意ではない形でも勝ち切りました。本当に価値のある勝ち方だったと思います。

ブラストワンピース

2着にはサングレーザーが入りました。こちらはやはりコースが合いますね。今回は前目での競馬ができたことも非常に収穫だったと思いますし、何よりこのメンバーでもやれるんだということを改めて見せてくれました。3着にはフィエールマンが入りました。鞍上のルメールが直線の短いこのコースでどう乗るのか楽しみにしていましたが、安全運転のトライアルという印象で終わりました。しかし、その走りでもしっかりと3着に入るあたり、この馬の能力を伺えました。何より数が使えない馬だけにタフなレースはしたくなったのかなと思います。

その他にも両前足の落鉄で伸びずに終わったワグネリアンも力を見せましたし、初ブリンカーで距離への不安もあり、更に外々を回ったにも関わらず5着にきたペルシアンナイトもブリンカー効果を含め、次に向けて明るい結果になったのではないかと思います。終わって見ればやはりG1馬という決着に、日本代表を背負う馬達のレベルの高さを再認識したようなレースとなりました。

甲子園の決勝と同じように楽しみなのがWASJです。今年はJRAから浜中君、川田君、ルメール、豊ちゃん、戸崎君、三浦君に菜七子ちゃんというメンバーになりました。何といっても注目は、JRAから初の女性ジョッキーの参戦ではないでしょうか。しかし、藤田菜七子ちゃんも女性だからという目線は、すでに無くした方がよいと思います。まだまだ課題はありつつも、負けん気の強さと努力で彼女はすでに一流とまではいかずとも1人前の騎手だからです。だからこその選出でもありますからね。この日本代表たちがどのように戦ってくれるのか、本当に楽しみでなりません。

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新潟では新潟2歳S、札幌ではキーンランドCも行われますね。特にキーンランドCでは、禁止薬物問題によりローテーションがずれてしまったダノンスマッシュとスプリンターとして開花する気がするタワーオブロンドンの対決は非常に楽しみです。人気薄になるでしょうが、ハッピーアワーアスターペガサスも斤量や展開で非常に楽しみになります。他にも世界選抜の騎手が何かやってくれる気がしています。世界対日本。ここで、日本の力を是非、見せつけてほしいと思います。