皆様、こんにちは!今週は庭仕事をしているときにグキッという感覚と共に腰を痛めてしまい、針治療にいってきました。昔よりも動けなくなったとはいえ、まだまだ大丈夫だと思っていたところでの負傷に、年齢を感じつつ、これからは気をつけようと身を引き締める思いをしました。そんな中、遠くで暮らす息子から暑中見舞いでシャインマスカットが届きました。たまにスーパーで見るシャインマスカットに、昔のブドウ事情からは違うものなのかなと思っていましたが、食べてみると本当においしかったです。

アメリカ留学していた時のルームメイトのお家がぶどう園で、コロナでぶどう狩りのキャンセルが相次いで大変だと聞いて、注文したみたいでした。冷蔵庫の前を行くと、ついつい1粒2粒つまんでしまう癖がついてしまったので、これからの夏も息子にシャインマスカットをお願いしようと思います(笑)。
山梨 あすなろ園で検索してもらうと出てきますので、皆様もぜひ購入を!

マスカットで甘い思いをしていた私ですが、札幌では苦い思いをしたのがクリストフ(ルメール)だったのではないでしょうか。2日以上開催に参加した中で、勝利できなかった週となりました。なんと、それは3年7ヶ月ぶりということに驚きました。ひとつ勝つのでも大変な競馬界の中で、3年7ヶ月までの間、勝ち続けていたというのはすごいことであり、今回途切れてしまいましたが、途切れたことで勝ち続ける彼の凄さを目の当たりにした週となりました。

それでは、先週の競馬の話をしましょう。新潟では新潟2歳Sが、札幌では予想もしていなかった大雨の馬場でキーンランドCが行われました。新潟2歳Sでは、新潟のマイルと直線はピンク帽が有利というデータそのままに、ピンク帽のショックアクションが勝利しました。戸崎君にとっては夏重賞2つ目になり、更に勢いがつく勝利となったのではないでしょうか。

2着には非常に上手く乗ったブルーシンフォニーが入りましたね。両馬とも今年絶好調の1位キャロットファームに1勝差で迫るゴドルフィンの所有馬で、2020年以降も目が離せなくなりました。しかし、例年と比べると小ぶりなメンバーだっただけに、来年のクラシックは!と言い切れない勝利でもあったのかなと思います。しかし、ここで勝ち切ることが大切だった気がします。まだまだ圧巻してほしいゴドルフィンブルーの活躍から目が離せません。

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札幌は雨の影響で馬場がかなり変わってしまいました。こうなると内枠にいるダイアトニックは1番人気では辛いなと思っていました。さらに言えば、スタートが相当上手くいかない限りは外に出せない状況になり、4角で内が開いた時に脚が使える展開になるかが勝負。そう見ていると本当にそのような展開になり、最後は直線に入るくらいで脚がなくなり、下がっていく一方となりました。

そんなレースを制したのがエイティーンガールと坂井君のコンビでした。この馬と言えば、真っ先に四位元騎手を思い出してしまいます。四位君が引退前に「この馬は重賞の器だ」と言っていた馬で、大事に大事に競馬を教えていました。坂井君に代わってからも四位君が教えていた競馬に徹し、今回それが実を結ぶ結果となりました。飯田雄調教師にとっては初重賞となり、本当にうれしい勝利だったと思います。

2着にはレース前の馬場や展開を読んで本命に切り替えていたライトオンキューが入りました。こちらはまさに本格化したといっていいレースでしたし、いい競馬をして負けたので、本番は展開次第で逆転もあるというところだと思います。こちらも勝利していれば席巻のゴドルフィン制覇だっただけに少し残念ではありますが、秋にはまたいい競馬を見せてくれると思います。

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早いもので、今週で新潟・小倉・札幌開催が終了となります。来週からは中京・中山になりますので、2020最後の夏開催を楽しみましょう。そんな中、土曜日は札幌2歳S、日曜日には小倉2歳Sと新潟記念が行われます。今週も天気を気にしなくてはいけませんが、そんな中から注目は新潟記念ワーケアになります。

先述したクリストフが53キロで騎乗するのは、アーモンドアイやソウルスターリングというG1を勝った相棒では見たことありますが、今回は重賞を勝っていない馬で騎乗してきそうです。これは今までの騎乗から見ても相当気にいっているということがわかりますし、本人としても先週に破れてしまった記録と共に減量にも打ち勝ち、レースを制したいと思っていることでしょう。

そこに待ったをかけたいのがブラヴァスではないでしょうか。前走、圧勝で少し危ういところを見せてはいましたがチャンスのある小倉2歳Sのメイケイエールではなく、こちらに騎乗する福永君にも注目したいです。その他にも出走してくるならばサトノダムゼルに警戒したいですし、58キロとはいえ外差し馬場でカデナの鬼脚も見てみたいですね。残念ながらゴドルフィンの出走はありませんが、青に注目してみるのもひとつかもしれません!