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今秋はコリアカップを連覇も…まさかの騎乗停止に

水:そして、岩田さんは海を渡って韓国で大活躍をされました。ロンドンタウンでコリアC連覇されましたね。今回が2度目でしたが、昨年と比較しての内容、韓国競馬への慣れなどはいかがでしたか?

岩:去年の馬場状態と今年の馬場状態がちょっと違いましたね。去年は砂が薄かったんですよね。僕が言ったからかどうか知らないですけど(笑)、ちょっと深くなったんじゃないかなと。

水:日本の砂質と比べても。

岩:まだ浅いのかなと。

水:韓国競馬自体の印象はどうですか。テンからガシガシ行ってバテあうのか、それとも意外と脚を溜めてビューンみたいな感じですか。

岩:裁決が厳しいなと思いますね…。スタートして100m真っ直ぐ行かないといけないというルールもあって。進路を変えられないんですよね。微妙に内に入ったんですよ。だけど、邪魔をしていないから良いかなと思って内に入ったら、表彰式が終わった後に呼ばれて「君、動いているよね」と言われて、騎乗停止になりましたね。英語も分からないし、JRAの人もいないし、困りましたね…。英語の勉強をしていたら良かったなと思いました。

岩田康誠

▲歓喜の連覇達成のはずが…裁決に呼ばれる憂き目にあった岩田騎手

水:英語で言ってくるのですね。妨害していなくても、ちょっとでも内に入ったらアウトというのはなかなか変わったレールではありますよね。韓国へレースに行く時というのは、岩田さんは何日くらい滞在されたのですか。

岩:2泊ですね。土曜日に行って、日曜日にレースで、月曜日に帰ってきましたね。少しは現地も堪能させてもらいまして。

水:ちなみにカジノの方はどうでしたか。

岩:ダメでした(笑)。

水:アンカツさんは海外での騎乗というのはどれくらいありますか?

安:香港とドバイとオーストラリアもあるのかな。あっ、マカオにも行っていたね。

水:たくさん行っているじゃないですか。どうですか、海外での競馬というのは。

安:裁決の厳しいところもあったりしますね。でも、僕の場合は楽しんで行っていたから。ただ、韓国は笠松にいた時に、騎手会の旅行で行ったんですよ。ちょっと観ただけで、騎手のレベルの差にビックリした。何十年も前だけど、そこで乗っているのをパッと観ただけで、どの子が一番上手いなと分かったね。

岩田康誠

水:競馬の歴史自体も、ちゃんとした体制になってから、当時はまだ歴史が浅かったでしょうけど、今は年月を経て、韓国の競馬もレベルアップしてきたのかなと思いますけどね。岩田さんはコリアCで韓国の競馬に乗っていて、たまには違うところで乗るのもちょっと楽しいなと思っていましたか。

岩:そうですね。僕が乗った競馬場はアミューズメントパークみたいな感じで、すごく広くて。

安:俺が行った時は京都コースみたいだったぞ。そんな感じがしたんだけどね。どこかと間違えているかもしれないけどね(笑)。

岩:ビジョンが東京競馬場よりもデカいのがありましたね。競馬場こそ東京の方が広いものの、すごく広いですしね。コースは1周1500mくらいだったと思います。1800mは内回りから外みたいな感じでしたね。

水:また良い相棒がいて機会があれば。

岩:そうですね。もし呼んでもらえるのならば。

安:どれを持っていっても勝てるね(笑)。

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