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ロンシャン競馬場-明暗分かれた圧倒的1番人気
2012/5/16(水)
13日、仏パリのロンシャン競馬場で行われた2012年のクラシックは、ディープインパクト産駒の3歳牝馬ビューティーパーラーとハットトリック産駒の3歳牡馬ダビルシムがそれぞれ圧倒的1番人気に推されたが、勝負どころで両馬に明暗が分かれた。
仏1000ギニー(プールデッセデプーリッシュ)の主役ビューティーパーラーは、デビューから1600m戦を使われ3戦3勝、今季初戦の前走はG3ラグロット賞を4馬身半差で圧勝し単勝1.7倍。去年からエキュリ・ヴィルデンシュタイン氏の専属ジョッキーとなったクリストフ・スミヨン騎手が鞍上だ。
レースでは、中団6番手で外々を廻り、直線に入って残り300mから仕掛けると直ぐ先頭に立った。1馬身差2着に愛バリードイルが送り出した人気薄アップ、1馬身4分の3馬身差3着にトピカ、半馬身差4着にもう1頭のバリードイル馬アフター、後ろにいた3頭が追い込んでいる。勝ちタイムは1分37秒15。
クリストフ・スミヨン騎手は、03年ミュージカルチャイムズ、07年ダルジナ、08年ザルカヴァに次ぐ4回目の優勝、エリー・ルルーシュ調教師は、1991年のダンスーズドゥソワール以来21年振り2度目の優勝となった。ルルーシュ調教師はロイヤルアスコットのG1コロネーションSに登録を済ませているが、この日の優勝で仏オークス(ディアヌ賞)に気持ちが傾いている。
牡馬の仏2000ギニー(プールデッセデプーラン)の主役ダビルシムは、2歳時にG1を2勝したが、今季初戦のG3フォンテーヌブロー賞では早めに先頭に立ったもののドラゴンパルスにラストストライドで逆転を許している。しかし、スミヨン騎手はプーランに自信を伺わせていた為、ここは単勝1.8倍と圧倒的支持を集めた。
そのダビルシムは、レースでは中団内の5番手という位置取り。4コーナーではラチ沿いから交わそうという狙いだったが、前にいた独アマロンにインを締められて態勢を立て直さねばならなかった。再度今度は外に出して残り200mから強引に追ったが、後ろからルカヤンが追い込んで来た為、挟まれる不利で前4頭から僅かに後退した。
レースはステファン・パスキエ騎乗のルカヤンが優勝。短首差2着に先行したヴェニト、同じく短首差3着に後方から追い込んだバリードイルのファーナーズグリーン、ハナ差4着アマロン。ダビルシムは、最後はグレゴリアンにも短首差交わされて6着に落ちたが、半馬身遅れただけの敗戦だった。尚、3着に入ったファーナーズグリーンは、ゴール到達後前脚を骨折していることが分かり予後不良、幸いなことに18才のジョセフ・オブライエン騎手には異常がなかった。
6着に敗れたダビルシムは、この後はダービーよりもマイル路線に進むようで、陣営はロイヤルアスコット開催のG1セントジェームズパレスSに狙いを定めている。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
仏1000ギニー(プールデッセデプーリッシュ)の主役ビューティーパーラーは、デビューから1600m戦を使われ3戦3勝、今季初戦の前走はG3ラグロット賞を4馬身半差で圧勝し単勝1.7倍。去年からエキュリ・ヴィルデンシュタイン氏の専属ジョッキーとなったクリストフ・スミヨン騎手が鞍上だ。
レースでは、中団6番手で外々を廻り、直線に入って残り300mから仕掛けると直ぐ先頭に立った。1馬身差2着に愛バリードイルが送り出した人気薄アップ、1馬身4分の3馬身差3着にトピカ、半馬身差4着にもう1頭のバリードイル馬アフター、後ろにいた3頭が追い込んでいる。勝ちタイムは1分37秒15。
クリストフ・スミヨン騎手は、03年ミュージカルチャイムズ、07年ダルジナ、08年ザルカヴァに次ぐ4回目の優勝、エリー・ルルーシュ調教師は、1991年のダンスーズドゥソワール以来21年振り2度目の優勝となった。ルルーシュ調教師はロイヤルアスコットのG1コロネーションSに登録を済ませているが、この日の優勝で仏オークス(ディアヌ賞)に気持ちが傾いている。
牡馬の仏2000ギニー(プールデッセデプーラン)の主役ダビルシムは、2歳時にG1を2勝したが、今季初戦のG3フォンテーヌブロー賞では早めに先頭に立ったもののドラゴンパルスにラストストライドで逆転を許している。しかし、スミヨン騎手はプーランに自信を伺わせていた為、ここは単勝1.8倍と圧倒的支持を集めた。
そのダビルシムは、レースでは中団内の5番手という位置取り。4コーナーではラチ沿いから交わそうという狙いだったが、前にいた独アマロンにインを締められて態勢を立て直さねばならなかった。再度今度は外に出して残り200mから強引に追ったが、後ろからルカヤンが追い込んで来た為、挟まれる不利で前4頭から僅かに後退した。
レースはステファン・パスキエ騎乗のルカヤンが優勝。短首差2着に先行したヴェニト、同じく短首差3着に後方から追い込んだバリードイルのファーナーズグリーン、ハナ差4着アマロン。ダビルシムは、最後はグレゴリアンにも短首差交わされて6着に落ちたが、半馬身遅れただけの敗戦だった。尚、3着に入ったファーナーズグリーンは、ゴール到達後前脚を骨折していることが分かり予後不良、幸いなことに18才のジョセフ・オブライエン騎手には異常がなかった。
6着に敗れたダビルシムは、この後はダービーよりもマイル路線に進むようで、陣営はロイヤルアスコット開催のG1セントジェームズパレスSに狙いを定めている。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
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