まだまだこれから!

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関屋記念で05年デイリー杯2歳S以来、2つ目の重賞を制したマルカシェンク(牡5、栗東・河内厩舎)。
前走後は一旦山元トレセンを経由し、栗東トレセンに戻ってからも順調に来ているという。
「今は痛い処がなく、これだけ順調なのは初めて。何とかGⅠを取らせてあげたいし、勝てるだけの能力は十分ある馬だからね」と担当の瀬戸口助手はキッパリ言う。
このあとは10月25日、東京競馬場で行われる富士ステークスからマイルCSへのローテーションが組まれている。

そのマルカシェンクを管理する河内調教師。
日刊紙の取材陣に囲まれて「みんな来てもうちは今週に使う馬がいないぞ(笑)」と笑顔を見せた。

先週の神戸新聞杯に出走、8着に敗れたヤマニンキングリーについて、「菊花賞かぁ。出れればだけど、行かないといけないだろうねぇ。前走はちょっと気負い過ぎていたように思うんだ。装鞍所から引っ張っていくのに、普通は1人でいけるのに今回は2人でやっと。どっか、苦しいところがあったのかな」と。

では、本番への調整は?

「ガス抜きができたせいか、今週の気配がレース前とは違ってきている。本番でどこまで力を出し切れるか。今からが勝負になってくるんじゃないか」。

まだ望みは捨てていない。