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今年最初の新馬戦は牝馬同士の決着、レッドリヴェールが快勝!
2013/6/4(火)
13年6月1日(土)3回阪神1日目5R 2歳新馬(芝外1600m)
レッドリヴェール
(牝2、栗東・須貝厩舎)
父:ステイゴールド
母:ディソサード
母父:Dixieland Band
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たった5頭の関西初っ端の新馬戦となった。しかしその生産をみると、社台ファームとノーザンファームだけ。社台ファーム3頭、ノーザンファーム2頭の出身なのだ。生産、育成をしっかりとやってきた2歳馬達の新馬戦となった。5頭中、牡馬が3頭、牝馬が2頭。パドックで周回している姿を見ても牡馬はまだ競走意識がない感じだ。逆に牝馬の2頭は適当な気持ちの入りと発汗。
逃げたタイセイララバイが、前半1000メートルを1.04.4と古馬並みのスローペースに落として、上がりも33.5の決着に持ち込む。それについてきていた1番人気のダンスールクレールは、直線半ばでもうついていけなくなる。完全に逃げ切りかと思えた処を、やはり同じ牝馬のレッドリヴェールが差し切ったものである…。
13.1~11.5~13.2~13.6が前半の4ハロンのラップで、後半4ハロンが13.0~11.8~10.5~11.2がこのレースの全貌である。上がりだけの競馬となって、直線入り口からあと1ハロンの処が、究極の一番ペースが上がった処が10.2と速い。ここでダンスールクレールが一旦先頭から脱落していったあたりだ。ではレースを振り返ってみよう。
一番にゲートを出たのがサトノバリアントで、1馬身近い好発。しかし二の脚のついたダンスールクレールが、外から内のタイセイララバイもダッシュがついて前へと出ていく。中のピークトラムもいい感じであがる。
1ハロンを過ぎて先頭がタイセイララバイ、2番手ピークトラム、3番手が外でダンスールクレールで、最内のサトノバリアントが続き、レッドリヴェールがいちばんの後ろだが、先頭から最後方まで3馬身はない。
1ハロンを過ぎて、一番スピードが乗る2ハロンを過ぎ去るあたりで、外でダンスールクレールが前の動きを気にしたのか、外へ流れる。再びサトノバリアントが2番手となるが、前とは1馬身半ぐらい開く。最後方がレッドリヴェールだが、まだ4馬身ぐらい。
3角を過ぎて坂を少し下って行く。最後方のレッドリヴェールがジワっと前との差を詰めて4番手の外目、前から2馬身半ぐらいの位置に収まる。5頭はさらに間隔を詰めて最後のカーヴへと入っていく。
最後のカーヴを廻ったあたりで、ダンスールクレールが前に並びかける。むしろ勢いはこちらの方がいい。その後ろでレッドリヴェールが外から上がってきて前の2頭を追う。
ダンスールクレールが先頭となって、あと400を過ぎる。しかし内のタイセイララバイがもう一度、盛り返し気味となってくる。
あと300を過ぎたあたりで、ダンスールクレールの伸びがあまりない。3番手のレッドリヴェールがむしろ前へと伸び出していく。内ラチ沿いを懸命に粘るタイセイララバイ。だが追うレッドリヴェール。C.ウィリアムズJの右ステッキに呼応して少しずつ捕えだし最後は半馬身前に出た。ダンスールクレールは最後ピークトラムにも差されて4着で初戦を終えた。
かくして本年度のJRA最初の新馬戦は、須貝厩舎のステイゴールド産駒牝馬が初陣を飾った。レッドリヴェールは424キロと小さい馬体ではあるが、全体には悪くない印象だったパドック。栗東トレセンに入ってからは数をそんなに追われていないながらも、仕上がりは悪くないもの。と、いうかエンジンにかなりいいものがありそうだ。牝馬同士の決着となったが、決して仕上がり早の印象ではなく、能力をしっかりと出し切ったものと言えよう。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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