クレスコグランドが引退 2011年の京都新聞杯V

トピックス

2011年の京都新聞杯を制したクレスコグランド(牡6、栗東・石坂厩舎)は、5月8日(木)付で競走馬登録を抹消したことが発表された。

11年の1月にデビュー。4戦目で初勝利を挙げると、500万下戦、京都新聞杯と3連勝を記録。余勢を駆って挑んだダービーでも、オルフェーヴルの5着と健闘した。

以降の競走生活は体質の弱さとの戦いに。秋初戦となるはずだった神戸新聞杯を取り消し、復帰戦は翌12年の大阪-ハンブルクCとなったが、それでも3着と好走。天皇賞(春)の18着を挟み、再び休養明けとなった金鯱賞でも5着と健闘。能力の高さを見せてはいたものの、結果的にこれが現役最後のレースとなった。

伯父にマンハッタンカフェがいる良血馬。今後は種牡馬となる予定だが、繋養先はまだ決まっていない。

馬主は堀川 三郎氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+雄大な。雄大な馬に成長してほしい」。JRA通算獲得賞金は1億162万8000円(付加賞含む)。

クレスコグランド
(牡6、栗東・石坂厩舎)
父:タニノギムレット
母:マンハッタンフィズ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:11戦3勝
重賞勝利:
11年京都新聞杯(G2)