伏兵グラスエトワールが追い比べ制す…新潟新馬

8月17日(日)、2回新潟6日目6Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、木幡初広騎手騎乗の10番人気・グラスエトワール(牝2、美浦・牧厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.8(不良)。

2着には1馬身半差で1番人気・ウォリアーズソウル(牡2、美浦・矢野英厩舎)、3着には2馬身半差で9番人気・トウショウカウント(牡2、美浦・萱野厩舎)が続いて入線した。

メランコリアが好スタートからハナを切るも、すぐに内から押してシゲルハダカマツリが先頭に立つ。馬群は縦長の展開となり、先行集団が固まって直線を向くと、ウォリアーズソウル、グラスエトワールが好位から抜け出す。2頭の追い比べとなったが、外のグラスエトワールが叩き合いを制し、差し切り勝ち。

勝ったグラスエトワールの父ヴァーミリアンは今年の新種牡馬。すでに2頭が勝ち上がっているが、新馬戦でのデビュー勝ちは初めて。また、近親には米のピムリコスペシャルH(G1)などを制したIncludeがいる血統。
馬主は半沢有限会社、生産者は新ひだかの静内フジカワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+星(仏)」。

1着 グラスエトワール(木幡広騎手)
「フワフワした感じもあって、早目に先頭に立ちたくないと思ってギリギリまで追い出しをガマンしました。追ってからも、よく伸びてくれました。使ってからかな、とも思っていましたが、初戦から素直さを見せてくれて乗りやすかったです」

2着 ウォリアーズソウル(蛯名騎手)
「よく走っていると思いますし、あれで負けたら仕方ありませんね。まだ緩さがありますし、しっかりしてくれば良いですね」

3着 トウショウカウント(原田和騎手)
「ゲートのタイミングが合わず、行き脚がつきませんでした。真ん中の枠で周りを囲まれる形になってしまいましたが、馬がやる気を見せてくれましたし、乗りやすかったです。違う位置取りで競馬が出来れば、また違ったと思います。まだヤンチャな面もありますし、これから変わってくると思います」

4着 ジョーアラタ(北村宏騎手)
「様子を窺いながらゲートを出る感じでした。周りに気を遣いながら走っている感じでしたが、前に取りつくことが出来ました。使って次は慣れも見込めますし、前半にもっとラクに前に行けるようになると思います」

5着 ドリームメモリー(江田照騎手)
「初戦としては上手に走っていますし、センスのあるところを見せてくれました。最後はもう少し伸びるかと思ったんですけどね。使いながら力を付けてくればやれると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

グラスエトワール
(牝2、美浦・牧厩舎)
父:ヴァーミリアン
母:グラスブロード
母父:Fusaichi Pegasus

グラスエトワール

グラスエトワール

グラスエトワール


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