【北九州記念】伏兵リトルゲルダが重賞初V!大波乱の決着

8月24日(日)、2回小倉8日目11Rで第49回北九州記念(GⅢ)(芝1200m)が行なわれ、丸田恭介騎手騎乗の8番人気・リトルゲルダ(牝5、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.5(良)。

2着にはハナ差で13番人気・メイショウイザヨイ(牝5、栗東・小野幸厩舎)、3着には半馬身差で17番人気・カイシュウコロンボ(牡6、栗東・石橋厩舎)が続いて入線した。

アンバルブライベンが好ダッシュで先手を奪い、メイショウイザヨイが2番手をマーク。その後は横に広がって、アイラブリリ、アルマリンピアらが追走。リトルゲルダは好位のインに、人気のエピセアロームは中団に待機。直線を向いてアンバルブライベン、メイショウイザヨイが並んで前で粘るも、リトルゲルダもその外から追い上げる。後ろからはバーバラ、カイシュウコロンボも猛追。混戦となるも、リトルゲルダがハナ差抜け出して勝利を収めた。エピセアロームも追い上げを見せたが7着まで。8番人気、13番人気、17番人気の決着で大波乱となった。

勝ったリトルゲルダはこれが重賞初勝利。2走前のシルクロードSでは13番人気ながら3着と激走。半年ぶりの競馬となった前走アイビスサマーダッシュでは僅差の4着と好走してみせた。一叩きして調子を上げた今回、低評価を覆して見事重賞タイトルを手にした。

馬主は栗山良子氏、生産者は米のDappleBloodstock。馬名の意味由来は「アンデルセンの童話『雪の女王』に登場する少女」。

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リトルゲルダ
(牝5、栗東・鮫島厩舎)
父:Closing Argument
母:Bijoux Miss
母父:Buddha
通算成績:19戦6勝
重賞勝利:
14年北九州記念(G3)

リトルゲルダ

リトルゲルダ

リトルゲルダ


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