【セントライト記念】成長見せるワールドインパクト「状態いい」

17日、セントライト記念(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ワールドインパクト(牡3、栗東・友道厩舎)は横山典弘騎手が騎乗し、CWコースで未勝利馬相手に併せ馬。余力たっぷりに6F81.1-65.4-51.7-38.8-12.6秒の時計をマークした。

「先週までにしっかりとやってきたし、今朝はジョッキーに手応えを確かめてもらう程度で。ええ、状態はいいですよ」と友道康夫調教師は順調をアピール。

大寒桜賞では最後方から豪快な差し切り勝ちを披露。続く青葉賞では早め先頭からゴール寸前で勝ち馬の強襲にあったものの、2着を確保しダービーへの出走権を獲得した。デビューから6戦して連対率100%という成績で挑んだダービーでは10着に敗退。「春はダービーが目標できついローテーション。おまけに当日の暑さも影響してしまった」と師はその敗因を振り返る。

「今回は賞金もあるし、余裕をもって仕上げてこれましたからね」と巻き返しへの期待は十分。素質馬が、夏を超えて成長した姿を見せつける。