【3歳馬情報】あの良血馬が前走からガラリ一変!?

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NHKマイルCも終わり、来週のオークス、そして再来週のダービーといよいよ現3歳世代の春のクラシックシリーズはクライマックスを迎える。その裏では秋の飛躍を目指し、素質馬たちがしのぎを削る。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。

◆5月16日

●1勝クラス・東京芝2400m

マジョレルブルー(牡、コントレイル×ブルーミングアレー、栗東・友道厩舎)
新馬戦5着から少しずつ着順を上げ、デビュー4戦目となる前走の2400m戦で初勝利を挙げている。

「半姉にランブリングアレー(中山牝馬S勝ち馬)がいる血統。デビュー当時は稽古も目立つ動きではなかったが、徐々に動くようになり、前走で勝ち上がりを決めた。長い距離がプラスに出た面も確かだが、成長力ある血統らしく馬が良くなってきた」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。

ガローファノ(牝、キタサンブラック×チェリーコレクト、美浦・黒岩厩舎)
昨夏の新潟でデビュー勝ち。続く百日草特別は大差のシンガリ負けで心配させたが、前走のゆりかもめ賞は最後方から追い込んで3着と立て直してきた。兄姉にオープン馬が4頭いる良血馬で、まだまだ伸びしろもある馬。好走した前走と同じコースで、期待は高まる。

●未勝利・新潟芝1800m

アナザーフェイス(牡、エピファネイア×マスクオフ、美浦・鹿戸厩舎)
兄に昨年の天皇賞・秋勝ち馬マスカレードボール、姉に重賞2勝マスクトディーヴァがいる良血馬。新馬戦は大敗に終わったが、一叩きで一変。前走は中団から脚を伸ばし4着に入っている。

「新馬戦は体が水っぽく緩さが目立ったが、使いながら引き締まってメリハリが出てきた。2戦目の前回でレースぶりはガラリと一変。血統の良さが出ている」と記者の話。鞍上は荻野極騎手の予定。

ヴェニゼロス(牝、コントレイル×ヴァシリカ、美浦・林厩舎)
3月の中山でデビュー。4コーナーで後方と厳しい位置も、エンジンがかかるとメンバー最速上がりの末脚を駆使し4着と、直線の短い中山で目立った脚を見せてくれた。直線の長い新潟コースなら前走以上の走りを期待できる。鞍上はルメール騎手の予定。

レッドリファインド(牡、レイデオロ×ディエンティ、美浦・奥村武厩舎)
ここまで2戦して4、8着。着順だけみると下降気味に見えてしまうが、勝ち馬との着差は2走ともに0・4秒差と、8着の前走も大きく負けているわけではない。もう少し終いの切れが増せば、馬券圏内に入ってこれる。鞍上は石川騎手の予定。

◆5月17日

●1勝クラス(牝馬限定)・東京ダート1600m

バルボアパーク(牝、サートゥルナーリア×ファイネストシティ、美浦・田中博厩舎)
3戦目で勝ち上がり、前走のアネモネSは1番人気に支持されるも結果は3着で、桜花賞出走権利を逃している。自己条件なら芝でも勝てそうだが、今回は初めてダート戦を選択。

先日の羽田盃を勝ったフィンガーをはじめレモンポップ、ミッキーファイト、ナルカミなど、田中博厩舎はダートの大物を育てている厩舎。本馬もダートで結果を出せば、より将来が楽しみになる。

●未勝利・東京芝1800m

マジックパレス(牝、サートゥルナーリア×フローレスマジック、美浦・木村厩舎)
母は4勝し、重賞でも4度馬券に絡む活躍。おばにエリザベス女王杯勝ち馬ラキシス、おじにマイルCS勝ち馬サトノアラジンがいる。「牝馬ながら500キロ近くある好馬体。

昨年夏デビューの予定だったが、骨折により休養。追い切りの動きは抜群で、チェルヴィニアと併せても見劣りしないほど。経験馬相手でも初戦勝ちが狙えるレベル」と記者の話。1週前の追い切りはウッドで6F77秒7-11秒6と秀逸の時計をマークしている。

●未勝利(牝馬限定)・京都芝1600m

フレッチャアズーラ(牝、イスラボニータ×コッパ、栗東・四位厩舎)
関屋記念の勝ち馬トゥードジボンの妹。ここまで5戦し、崩れたのは3走前だけで、他は2着、3着ともに2回ずつ。特に近2走は勝ち馬から0・1秒差と惜しいレースが続いており、初勝利は目前だ。鞍上は吉村騎手の予定。

●未勝利(若手騎手限定)・新潟芝2000m

ウインターブレス(牡、ハービンジャー×フェイブルネージュ、美浦・竹内厩舎)
デビューから3戦のダートは苦戦も、芝に変わって成績が向上し、2、3走前はともに勝ち馬から少差の3、2着と好走。しかし前走は9着と崩れている。好走した未勝利戦はメンバーレベルも上々で、能力は確かな馬。巻き返す力はある。鞍上は小沢騎手の予定。

◎2歳新規入厩

ショウナンバトレニ(牡、エピファネイア×ショウナンパンドラ、栗東・高野厩舎)
母は5勝(ジャパンCなど)。姉ショウナンサムデイ(現3勝)

※現役馬の成績は5月8日現在