【東京盃】ノーザンリバーが人気に応え快勝!重賞5勝目

10月1日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第48回 東京盃(Jpn2)(3歳上 別定 1着賞金3500万円 ダート1200m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ノーザンリバー(牡6、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.2(良)。

2着には半馬身差で2番人気・ドリームバレンチノ(牡7、栗東・加用厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・セイクリムズン(牡8、栗東・服部厩舎)が続いて入線した。

浦和所属のサトノタイガーがハイペースでレースを引っ張り、タイセイレジェンド、ハードデイズナイトらが先行。以下、ドリームバレンチノ、セイクリムズンも続き、ノーザンリバーは中団やや後ろのポジションで待機。
直線でも懸命に粘るサトノタイガーだったが、残り1Fで失速。代わりにドリームバレンチノが先頭に立ちかけるも、その外から末脚を伸ばしたノーザンリバーが差し切り優勝。3着争いは混戦となったが、32キロもの馬体減が懸念されたセイクリムズンが制した。

勝ったノーザンリバーは5つ目の重賞タイトル獲得で、交流重賞は今年5月のさきたま杯以来となる3勝目。今春の東京スプリント同様、大井の6F戦を先頭で駆け抜けた。この勝利で来月のJBCスプリントの優先出走権をゲット。初のG1(Jpn1)勝利へ向けて視界良好だ。

馬主は林正道氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「生産牧場の歴史を脈々と引き継ぎ、大海へ通じる願いを込めて」。

【蛯名正義騎手のコメント】
「人気に応えられて良かったです。ホッとしています。スタートは寄られ気味だったのですが、前の方に行くという感じでもなかったので、様子を見ながら捌いていこうと思いました。終いはしっかりしている馬ですし、牧場・厩舎がしっかり仕上げてくれていたので、休み明けとしては非常に良い仕上がりで、安心して乗れました。ゴーサインが出てからは、手応え通りの良い伸び脚でした。

前哨戦を良い形でクリアできたので、本番も頑張って行きたいです。少しでも皆さんに迷惑を掛けないよう、皆さんの期待に応えられるように、頑張っていきます。応援して頂けたらありがたいです」

ノーザンリバー
(牡6、栗東・浅見厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ソニンク
母父:Machiavellian
通算成績:23戦9勝
(うち地方通算:5戦3勝)
重賞勝利:
14年東京盃(Jpn2)
14年さきたま杯(Jpn2)
14年東京スプリント(Jpn3)
13年カペラS(G3)
11年アーリントンC(G3)

ノーザンリバー

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