【福島記念】好位抜け出しミトラが重賞初V

11月16日(日)、4回福島4日目11Rで第50回福島記念(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、M.バルザローナ騎手騎乗の6番人気・ミトラ(セ6、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.1(良)。

2着には1馬身1/4差で13番人気・フラアンジェリコ(牡6、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には1馬身差で1番人気・メイショウナルト(セ6、栗東・武田厩舎)が続いて入線した。

メイショウナルトがハナに立ち、コスモバルバラ、ミトラ、ダイワファルコンなどが追走。道中ではメイショウナルトが単騎で悠々と逃げ、馬群が固まったままレースは進行。4コーナー手前で馬群が一気に詰まり、好位のミトラが単独2番手に順位を上げる。直線を向くと、ミトラがすぐにメイショウナルトを交わし、そのまま後続を突き放して押し切り勝ち。

勝ったミトラは近親にダービーなどを制したメイショウサムソンがいる血統。前々走では京成杯AHで3着するなど、近走はマイル戦を中心に使われてきたが、初の2000mで見事に重賞初勝利を飾った。
馬主は吉田勝己氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「主教、司祭、司教がかぶる冠」。

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ミトラ
(セ6、美浦・萩原厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:エイグレット
母父:サンデーサイレンス
通算成績:20戦8勝
重賞勝利:
14年福島記念(G3)

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