【兵庫ジュニアGP】波乱の主役はジャジャウマナラシ!交流重賞初V

11月26日(水)、園田競馬場で行われた交流重賞・第16回 兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)(2歳 定量 1着賞金:2200万円 ダート1400m)は、田中学騎手騎乗の7番人気・ジャジャウマナラシ(牡2、浦和・小久智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.4(重)

2着には2馬身半差で6番人気・オヤコダカ(牡2、北海道・原孝明厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・トーセンラーク(牝2、美浦・菅原泰厩舎)が続いている。
1番人気に支持されたキャプテンシップ(牡2、栗東・森厩舎)は6着に敗れた。

戦前の予想通りウィッシュハピネスがハナへ。続いてトーコーヴィーナス、ジャジャウマナラシ、オヤコダカが先行集団を形成し、トーセンラークは中団、キャプテンシップは後方からの競馬となる。3コーナー手前からオヤコダカが進出し、上位の差はほとんどなくなり、最後の直線へ。
逃げ馬から2馬身ほど後ろに控えていたジャジャウマナラシが満を持して抜け出すと、最後までスピードは衰えず、オヤコダカに対して2馬身半の差をつける完勝となった。2着のオヤコダカは自分から動いていく積極性が実り、こちらもJRA勢に先着し、地方勢のワンツーフィニッシュとなった。

勝ったジャジャウマナラシは2走前の地方交流・平和賞、前走の南関東重賞のハイセイコー記念ではいずれも5着。今回は相手強化だけでなく、初の長距離輸送もあり、厳しい条件ではあったが、見事な交流重賞制覇となった。馬主は上田江吏子氏、生産者は新冠町の堤牧場。

【田中学騎手のコメント】
「素直で乗り易いというのが第一印象でした。最終コーナーの段階で手応えに余力があって、どこを捌くかの問題でしたね。
僕自身、長いこと重賞というレースには縁がなかったので、嬉しいの一言です。こういうレースにチャンスをくださった関係者に感謝しています」

ジャジャウマナラシ
(牡2、浦和・小久智厩舎)
父:アサクサデンエン
母:シルクジュリエット
母父:マーベラスサンデー
通算成績:8戦4勝
重賞勝利:
14年兵庫ジュニアGP(Jpn2)

ジャジャウマナラシ

ジャジャウマナラシ

ジャジャウマナラシ

ジャジャウマナラシ

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