【阪神JF】重賞好走のレッツゴードンキ「折り合えれば」

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提供：重賞トレンドジャッジ
12月14日(日)に行われる阪神ジュベナイルF(G1)の最終追い切りが、栗東トレセンにて行われた。
レッツゴードンキを管理する梅田智之調教師の一問一答は以下の通り。

●最終追い切りは思惑通り

－：前走は惜しくもハナ差の2着でしたね。

梅田智之調教師：少しペースも遅かったし、道中は馬が力んでいたのですが、直線は狭いところを何とか縫ってきました。もうちょっとだったので、あそこまで行けば勝ちたかったですが、次に繋がるレースはできたと、そう思っています。

－：直線の末脚を見ると、やはり得たものは大きかったんじゃないでしょうか？

梅：もともと馬はおとなしくて、扱いやすい馬だったのですが、だんだんレースを使うにつれ前向きさが出てきて、それでもレース後のダメージはなく、ここまで順調に来られています。

－：札幌2歳Sの時にも牡馬相手に3着と、凄いレースでしたよね。

梅：あの時は新馬を使って中1週。正直、ちょっと女の子にしたらキツイかなと思ったのですが、新馬の勝ち方も案外、楽だったので、それで挑戦させてもらいました。結果的には少し出遅れて、出遅れた分、出して行って、引っかかって、という、ちょっとチグハグなレースだったのですが、そんなにも負けていないのでね。

－：これからの期待度も凄く大きいですよね。

梅：そうですね。デビューする時から「薄いなぁ」という感じだったのですが、ちょっと見た感じからして幅が出てきて、まだまだこれから伸びていくというか、成長させて、来年も楽しめるような、そういう馬になってもらいたいと思っています。

－：それでは、前走ですが、中5週、間をとられました。この間の調整はどうされていたのですか？

梅：競馬が終わった後、1週間超、2週間くらいは疲れをとるのに充てました。あとは今週のレースを逆算して、先週ビシッと、今週サラッという、そういう調整で来ています。

－：1週前の追い切りも速いタイムが出たと、お伺いしたのですが？

梅：少し内容的に予定通りとはいかなかったのですが、今週はその辺を修正できましたので、結果的にはこれで競馬に向けていい状態で出せると思います。

－：今日の追い切りの指示を教えていただけますか？

梅：先週、折り合いというところがうまくいかなかったので、今日はその点だけですね。時計など、そういったところは先週の時点で出来ているので、今日は「折り合いだけを注意して乗ってくれ」ということで、浜中騎手がその通りにうまくいったと思います。

－：ジョッキーとのお話はされましたか？

梅：乗る前は話したのですが、乗った後は会っていません。担当厩務員が「うまくいった」と言ってもらえたというので。見ていて「うまくいっているな」と思って見ていたので、大丈夫です。

●4戦全て違うジョッキーが騎乗

－：今回、阪神コースになりますが、直線では坂もあります。こちらはいかが思われますか？

梅：前走も直線の長い東京で走っているので、あまり気にはしていないです。

－：距離に関しても？

梅：そうですね。距離は千八2回の千六で、今回は千六ですが、全然気にならないですね。

－：今回はレースとしてはどこがポイントとなりそうですか？

梅：折り合いとリズムですね。そこだけです。それさえ決まれば、という感じで。

－：馬の体調も抜群、バッチリですか？

梅：はい、そうですね。女の子にしてはエサも食べるし、あまり手が掛からない馬なので、あとは当日リラックスさせて、ゲートまで持って行けたらなと、そう思っています。

－：レースをこなしていく上で成長した部分はたくさんあると思うのですが、先生から見てどう思われますか？

梅：もともと心肺機能は優れているところはあったのですが、レースはだんだん難しい感じになっているので。その辺が今回もジョッキーが4走目で、4回とも違うジョッキーが乗るというのも、ちょっと難しい馬を乗るにしたら、その辺は気にはなるのですが、状態がいいのと、G1は独特の流れがあると思うので、道中折り合えてスムーズに行ければ。いい結果が来てくれないかなと、そう願っています。

－：それではG1制覇に期待がかかりますが、最後にファンの方へメッセージ、意気込みをよろしくお願いします。

梅：物凄くかわいい女の子なので、これからも応援よろしくお願いします。