【香港カップ】デザインズオンローム貫禄V アルキメデス7着

12月14日(日)、香港のシャティン競馬場で行われたロンジン香港カップ(G1)(3歳上 1着賞金1425万香港ドル 芝2000m)に日本から岩田康誠騎手が騎乗するアルキメデス(牡5、栗東・藤原英厩舎)が出走。

今回がジャスタウェイの2着に入った中山記念以来9カ月ぶりの出走。藤原英昭調教師が渾身の仕上げを施し、戦前のトーンはG1でも実績があるストレイトガールやフィエロと同じくらい高かった。
レースでは道中、好位の内を追走し、直線は一瞬伸びかけたものの、最後に脚が止まり7着。海外初挑戦はほろ苦いものとなってしまった。

勝ったのはJ.モレイラ騎手が騎乗した、地元香港のデザインズオンローム(セ4、香・J.ムーア厩舎)で、このコンビは1つ前の香港マイルと連勝。国際G1はエピファネイアが挑戦した4月のクイーンエリザベス2世Cを勝っている。2着は短頭差でミリタリーアタック(セ6、香・C.ファウンズ厩舎)が入った。

【アルキメデス・藤原英昭調教師のコメント】
「頑張ってくれました。内枠を利用してインを回って抜け出すイメージで乗ってくれましたが、力が現状では足りませんでした。簡単に勝てるレースではありません。また呼んでもらえるよう頑張ります」

【アルキメデス・岩田康誠騎手のコメント】
「内枠を利用して力をためていこうと思いましたが、馬が力んでしまいました。調子は良かったですが、直線ではジリジリとしか伸びてくれませんでした」

香港カップ

地元馬同士の叩き合い デザインズオンロームが制す


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