【朝日杯FS】今週もディープ産駒!ダノンプラチナが2歳王者に輝く

12月21日(日)、5回阪神6日目11Rで第66回朝日杯フューチュリティS(G1)(芝1600m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ダノンプラチナ(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.9(稍重)。

2着には3/4馬身差で14番人気・アルマワイオリ(牡2、栗東・西浦厩舎)、3着には3/4馬身差で4番人気・クラリティスカイ(牡2、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったアクティブミノルがハナを主張。セカンドテーブルは2番手に控え、序盤から淀みない流れに。クラリティスカイは中団やや後ろ、ダノンプラチナは更に後方のポジションとなるが、3コーナー過ぎで外に持ち出すことに成功。
直線では懸命に粘るアクティブミノルにクラリティスカイが並びかけるも、その外からダノンプラチナが一気に交わし去り先頭へ。最後は手綱を抑える余裕を見せてのゴールとなった。2着には終始中団のインで脚をタメたアルマワイオリが食い込んだ。

勝ったダノンプラチナはデビュー戦こそ2着に敗れたものの、2戦目から破竹の3連勝でG1制覇。この中間は抽選対象にも関わらず栗東に滞在しての調整を敢行。見事に出走に漕ぎ着けた上、1番人気の支持に応えての勝利となった。また、先週の阪神JFを制したショウナンアデラ同様、美浦所属のディープインパクト産駒が、蛯名正義騎手を背に世代の頂点に立った。

馬主は株式会社ダノックス、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+プラチナ。プラチナのように光り、活躍する芦毛馬になるように」。

なお、今年秋のG1シリーズでは初めて「1番人気」馬が勝利した形に。2番人気の支持を集めたブライトエンブレム(牡2、美浦・小島茂厩舎)は、ダノンプラチナと併せ馬の形で追撃を試みるも最後は末脚が鈍り7着。また、超良血馬アッシュゴールド(牡2、栗東・池江寿厩舎)は最後方追走から直線で大外に持ち出されたものの、8着まで押し上げるのが精一杯だった。

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ダノンプラチナ
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:バディーラ
母父:Unbridled’s Song
通算成績:4戦3勝
重賞勝利:
14年朝日杯フューチュリティS(G1)

ダノンプラチナ

ダノンプラチナ

ダノンプラチナ

ダノンプラチナ

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