【1回阪神】ハイリープ…小平奈由木の注目新馬レポート

ハイリープ
(牝3、栗東・中内田厩舎)
父:ステイゴールド
母:リーピングキャット
母父:Storm Cat

ドバイシーマクラシックや香港ヴァーズを制した底力を伝え、種牡馬として大成功しているステイゴールドの産駒。ドリームジャーニー(有馬記念、宝塚記念、朝日杯FS)、ナカヤマフェスタ(宝塚記念)、オルフェーヴル(皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念2回、宝塚記念)、ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念2回)、フェノーメノ(天皇賞・春2回)と、次々にG1ウイナーを輩出している。現4歳のレッドリヴェール(阪神JF)に続き、この世代からもココロノアイ(アルテミスS)、キャットコイン(クイーンC)がクラシック戦線に名乗りを上げた。本年2月5日に急逝したのが惜しまれるが、さらなる実力派の登場が待たれる。

母リーピングキャット(その父ストームキャット)は4勝をマーク。その兄弟に英G3・ソラリオSの覇者であるホワイトクラウン、米G3・ルイヴィルHに勝ったドリリングフォーオイルらがいる。馬主を対象とした社台グループオーナーズにて総額1200万円で募集された。

追分ファーム・リリーバレーで乗り込まれたうえ、9月3日にはグリーンウッド・トレーニングに移って入念にブラッシュアップ。11月21日、トレセンに入厩した。12月24日、3回目のチャレンジでゲート試験に合格。いったん放牧を挟んで心身を整え直した。1月31日に帰厩すると、順調に追い切りを消化してきた。まだ幼さが残るものの、ひと追いごとに反応が良化。順調に態勢が整いつつある。

2月28日(土)、阪神のダート1800mか、3月1日(日)、阪神の芝2000mより出馬投票していく構え。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。