大外強襲!アオイオンリーワンが人気に応えるV…中山新馬

3月8日(日)、2回中山4日目3Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・アオイオンリーワン(牡3、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.5(重)。

2着には2馬身差で15番人気・デルマサンダユウ(牡3、美浦・堀井厩舎)、3着には1馬身1/4差で11番人気・モズライジン(牡3、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。

大外からサクセスカロリーナがハナへ立つ。2番手には5枠の2頭、カウンターポイズとマサノエリザベスがつける。人気のアオイオンリーワンは中団内で脚を溜める競馬を選択。4コーナー手前で先頭がカウンターポイズに替わり直線へ。先行勢が伸び切れない中、外から猛追を見せたのはアオイオンリーワン。並ぶ間もなく一気に先頭へ立ち、ゴール板を駆け抜けた。

勝ったアオイオンリーワンは半兄に現役オープン馬のツクバコガネオーがいる血統。祖母のDance Designはアイルランドオークスの勝ち馬など重賞4勝を挙げた実績を持つ。馬主は新谷幸義氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「葵+オンリーワン」。

1着 アオイオンリーワン(戸崎圭騎手)
「まだ体も気持ちも幼い感じがします。ただ砂を被っても嫌がりませんでしたし、やればスッと動くという感じでした。行くところとガマンするところが分かっていませんが、それで最後にあれだけの脚を使えましたし、経験を積んで競馬を覚えていけば更に良いですね」

2着 デルマサンダユウ(嘉藤騎手)
「走りますね。好位で流れに乗れました。勝ち馬には一瞬で出し抜かれてしまいましたが、そこで反応できていればもう少し際どかったと思います。使って良くなりそうですし楽しみですね」

3着 モズライジン(松岡騎手)
「まだトモが緩くてスタートももうひとつでしたが、競馬が上手な馬で内からスイスイと追走できました。最後もよく詰めていますし、トモがしっかりしてくれば楽しみですね」

4着 マサノエリザベス(柴山騎手)
「スタートも良く、ラクに3番手につけられました。最後までバテてはいませんが、一本調子の感じの走りでした。これからしっかりしてきて、メリハリのある走りが出来るようになれば更に良いですね」

5着 カウンターポイズ(蛯名騎手)
「まだトモに緩さがありますし、気の良い馬なので、気持ちだけ先行して体がついてこないということがないように気を付けて乗りました。これから経験を積んでいけば良いと思います」

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アオイオンリーワン
(牡3、美浦・古賀慎厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:シンディ
母父:A.P. Indy

アオイオンリーワン

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