【フィリーズR】G1・4着ムーンエクスプレス 千四ならチャンス大!

11日、フィリーズR(G2)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。ムーンエクスプレス(牝3、栗東・鈴木孝厩舎)は松山弘平騎手を背に坂路で、古馬1000万クラスのタガノハピネスと併せ馬。先行した僚馬に残り1F付近で並びかけると、最後はグイッと1馬身ほど先着。時計は4F54.5-39.6-25.2-12.4秒をマークしている。

「先週より遅いけど、馬場状態が悪い中でもしっかりと伸びていましたからね。反応は今週の方がよかったですよ」と松山騎手も納得の動き。

初のマイル戦となった前走の阪神ジュベナイルFは大外枠から好位を追走し、残り200mで一旦は先頭に立つ内容でアワヤの4着。「G1では厳しい展開でも見せ場を作れましたね」と鞍上は胸を張る。

2走前には京都芝1400mで2歳レコードを記録しており、今回の条件替わりについては「スピードと器用さがありますから、距離もいい方に出るんじゃないでしょうか」と絶対の自信アリ。名前に恥じない“超特急”の走りを披露できるか。