センチュリオンが楽々と7馬身差V…中山新馬

3月14日(土)、2回中山5日目4Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、伊藤工真騎手騎乗の2番人気・センチュリオン(牡3、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.4(良)。

2着には7馬身差で11番人気・ラブトゥーマッチ(牡3、美浦・奥平雅厩舎)、3着には5馬身差で16番人気・ニットウリエ(牝3、美浦・高橋文厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたルーナカランテ(牡3、美浦・木村厩舎)は5着に敗れた。

ラブレジェンド、アンミがハナを主張したところに、外からセンチュリオンも追走。パイロスターを含めた4頭が先団を形成する形で、離れた5番手にラブトゥーマッチ。1番人気のルーラカランテは行き脚がつかない様子で後方から。
4コーナーを回る頃には先行勢の脚色にも陰りが見えはじめ、勢いよくセンチュリオンが進出。直線で先頭に踊り出ると、みるみるうちに独走状態。終わってみれば7馬身差をつける独壇場の結果となった。2着には11番人気、3着には16番人気が入り、3連単は162万1540円の高配当の決着となっている。

勝ったセンチュリオンは母こそ芝で3勝をマークしたが、おじに現役オープン馬のタイムズアロー、JRAのダート戦で4勝を挙げ、大井競馬で現役のアントニオピサがいる血統で、ダート色の強い母系の出身。
馬主は窪田康志氏、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「古代ローマ軍百人隊指揮官名より。母名より連想」。

1着 センチュリオン(伊藤工騎手)
「前が流れていましたし、その後ろの良い位置につけることが出来ました。毎週しっかり追われていて、体が締まってきたことが良かったと思います。厩舎スタッフがしっかり仕上げてくれたおかげで、初戦から力を出せる態勢が整っていました。最後もしっかり脚を使っていましたし、上に行ってもやれると思います」

2着 ラブトゥーマッチ(丹内騎手)
「若さがあってフラフラと走っていましたが、乗り味も良いですし、走る馬ですよ」

3着 ニットウリエ(原田和騎手)
「思っていたよりスタートが良かったので、その位置をキープして運ぼうと思いました。砂を被って気にしていたので、位置をキープするため向正面では気合いをつけましたが、その辺りは初出走の分でしょう。追い出してからの動きも良かったですし、ムチを打った分だけ反応してくれました。まだ追い切りもビッシリとはやっていなかったようですし、これが良い刺激になると思います」

4着 レスペート(嘉藤騎手)
「トモが甘くてスタートは遅かったですが、ハミを取ってからは良い感じで走れました。最後もしっかり脚を使ってくれました。使って変わってくると思います」

5着 ルーナカランテ(柴山騎手)
「前半は砂を被ってビックリしていましたが、外に出してからは良い感じで上がっていけました。長く脚を使った分で最後はダラダラになってしまいましたが、使って変わってくると思います」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

センチュリオン
(牡3、美浦・田村厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ハンドレッドスコア
母父:ホワイトマズル

センチュリオン

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