【中山牝馬S】バウンスシャッセ重賞制覇の舞台で一年ぶりV!

3月15日(日)、2回中山6日目11Rで第33回中山牝馬ステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・バウンスシャッセ(牝4、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.5(良)。

2着にはクビ差で4番人気・アイスフォーリス(牝6、美浦・相沢厩舎)、3着には1馬身差で5番人気・パワースポット(牝7、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたブランネージュ(牝4、栗東・藤岡健厩舎)は10着に敗れた。

果敢にハナを主張したのはミナレット、併走するようにサクラプレジールが2番手。3番手以下は離れた形で、アイスフォーリスは中団、バウンスシャッセは後方4番手付近を追走する。
4コーナーに差し掛かり、馬群が密集し、横に大きく広がって追い比べに。そこから先に抜け出たのがアイスフォーリスとバウンスシャッセ。しかし、粘りこみを図るアイスフォーリスを差し切り、バウンスシャッセが久々の勝利の美酒を浴びた。

勝ったバウンスシャッセはこれが約1年ぶりの勝利。牝馬ながら皐月賞に挑戦するなど、昨年はクラシックにも駒を進めたが、勝ち星に見放されていた。重賞VのフラワーCと同じ舞台で復活の狼煙を上げた。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「弾むような感じで踊る(ダンス用語)。母名より連想」。

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バウンスシャッセ
(牝4、美浦・藤沢和厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:リッチダンサー
母父:Halling
通算成績:12戦4勝
重賞勝利:
15年中山牝馬S(GⅢ)
14年フラワーC(GⅢ)

バウンスシャッセ

バウンスシャッセ

バウンスシャッセ

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