ここでは力が違った コーリンベリーが3馬身差圧勝…コーラルS

4月4日(土)、2回阪神3日目11RでコーラルS(ダ1400m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の1番人気・コーリンベリー(牝4、栗東・柴田見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.5(稍重)。

2着には3馬身差で2番人気・ニシケンモノノフ(牡4、栗東・庄野厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・エアウルフ(牡8、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

フェブラリーSでは後手を踏んだコーリンベリーが好スタート。しかし、それを制してハナを切ったのはここが初ダートとなるベルカント。ニホンピロアンバー、ローブデソワ、グレイスフルリープ、ポアゾンブラックが続き、コーリンベリーはそれらを見ながら中団、エアウルフは後方に構える。
直線に入ると軽快に逃げていたベルカントが失速。代わって先頭に躍り出たのはコーリンベリーで、松山騎手のステッキに応えて一気に後続を突き放し、終わってみれば3馬身差の圧勝。2着ニシケンモノノフ、3着エアウルフと単勝人気順でゴールに入った。

勝ったコーリンベリーはオープン特別3勝目。前走のフェブラリーSは出遅れて後方からの競馬を余儀なくされながら、直線差を詰めて勝ったコパノリッキーから0秒5差。今回の戦術が注目されていたが、逃げにこだわらず、好位から力強い差し脚を見せたことで今後は重賞戦線での活躍が非常に楽しみとなった。

また、騎乗した松山弘平騎手はこの勝利でJRA通算300勝を達成している。馬主は伊藤恵子氏、生産者は日高町の今井牧場。馬名の意味由来は「冠名+小果実」。

コーラルSの結果・払戻金はコチラ⇒

コーリンベリー
(牝4、栗東・柴田見厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:コーリンラヴィアン
母父:ミシックトライブ
通算成績:12戦5勝

コーリンベリー

コーリンベリー

コーリンベリー

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