シャイニングレイが皐月賞を回避 今後は状態を見て判断へ

4月19日(日)に行われる皐月賞(G1)で有力馬の1頭に挙げられていたシャイニングレイ(牡3、栗東・高野厩舎)は、8日の追い切り後に歩様の乱れが生じたため、同レースを回避することが明らかとなった。

シャイニングレイは昨年11月のデビュー戦を3馬身半差で快勝。続くホープフルSでもキャリア1戦の身ながらセンス溢れる走りで連勝し、一躍クラシック候補に名乗りを上げた。

年明け初戦の弥生賞は直線伸びを欠いて7着。皐月賞本番での巻き返しが期待されていたが、8日の追い切り後に左トモの球節付近を気にしている素振りを見せ、すぐにレントゲン検査を受診。骨折の所見はなく、午後にも改めてレントゲン検査を行い、骨折は認められなかったものの、押さえると痛がる状況で、歩様も改善されず、痛がり方が大きかったこともあり、皐月賞を回避する決断がなされた。

今後については経過観察をしながら、馬の状態を見て判断される。

シャイニングレイ