【桜花賞】7枠15番ココロノアイ「外の方がいいと思っていた」

4月12日(日)に行われる第75回 桜花賞(G1)の枠順が確定。チューリップ賞の勝ち馬ココロノアイ(牝3、美浦・尾関厩舎)は7枠15番に入った。

桜花賞と同じ舞台で行われた暮れの阪神JFは2枠4番から3着。年明け初戦のトライアル・チューリップ賞では7枠14番から力強い末脚を繰り出して快勝。同じ関東馬の有力候補ルージュバックやキャットコインにはない2度のコース経験を持っているココロノアイ。前走と近い枠からのスタートに「前走も同じような枠だったし、内枠の阪神JFが不完全燃焼だったので、外の方がいいと思っていた」と尾関知人調教師

重賞2勝はメンバー最多。無敗馬3頭とはもちろん未対戦ではあるが、レッツゴードンキとは3戦2勝。堂々と抜け出した前走のチューリップ賞はもちろん、激しく折り合いを欠きながら押し切ったアルテミスSの内容からも実績は最上位といって過言ではない。

他の陣営が気にする週末の天候、馬場も「良でも道悪でも結果を出しているので、馬場は気にしていません」とキッパリ。死角らしい死角といえば、ちょっとエキサイトする気性面くらい。それもキャリアを重ねるにつれて収まりつつある。

鞍上の横山典弘騎手にとってはクラシック完全制覇がかかる一戦。チューリップ賞と同じような枠から同じようなレースができれば、無敗馬の連勝を止める最右翼となりそうだ。

(栗東滞在中・前田調教助手)
「7枠で結果も出しているし、いいところですね。それにボクのイメージですが、G1は7枠が強いって感じてるんです(笑)。イライラした面もなくなったし、いい雰囲気できていますよ」

【ザ・インタビュー】ステイゴールド産駒の系譜を受け継ぐココロノアイ
:前田広宣調教助手への独占インタビューはコチラ。

【桜花賞】TR快勝のココロノアイ「この馬の強さを実感」
:尾関知人調教師の一問一答を掲載。