【桜花賞】レッツゴードンキが逃げ切り戴冠!ルージュバックは9着

4月12日(日)、2回阪神6日目11Rで第75回桜花賞(G1)(芝1600m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の5番人気・レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.0(良)。

2着には4馬身差で7番人気・クルミナル(牝3、栗東・須貝尚厩舎)、3着には3/4馬身差で8番人気・コンテッサトゥーレ(牝3、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたルージュバック(牝3、美浦・大竹厩舎)は9着に敗れた。

2番枠のムーンエクスプレスが先行するも、各馬が出方を牽制しあう中、レッツゴードンキがハナへ。ラチ沿いにコンテッサトゥーレ。1番人気のルージュバックは中団から運び、その隣にクイーンズリング、ココロノアイ。しかし、揉まれ込むようにルージュバックは馬群の後方へ。
前半3F37秒1という桜花賞史上でも類を見ない超スローペースになると、馬群はほぼ一団で直線へ。逃げたレッツゴードンキが後続を引き離すと、その後は独走状態。終わってみれば4馬身差をつける圧勝劇となった。

2着には出遅れを挽回し、脚を溜めていたクルミナルが浮上。コンテッサトゥーレは距離ロスのない運びが奏したか、際どい3着争いを制した。ルージュバックは道中で後退した位置取りでリズムを欠いたか。直線でも前をカットされる形になり、チグハグなレースぶりになった。

勝ったレッツゴードンキはこれが新馬戦以来の2勝目。阪神ジュベナイルFで2着など、常に重賞戦線で好走を続けてきたが、待望の二勝目が大きな一勝となった。

馬主は廣崎利洋氏、生産者は平取町の清水牧場。馬名の意味由来は「さあ進もう「ドンキホーテ」のように」。

岩田康誠騎手は2012年(ジェンティルドンナ)以来の桜花賞制覇。管理する梅田智之調教師は昨年、豪州・コーフィールドC(G1)を制していたが、JRAG1は初勝利となった。キングカメハメハ産駒は'10年のアパパネ以来となる桜花賞制覇。5連覇を狙ったディープインパクト産駒は敗れるも2、3着を占めた。

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レッツゴードンキ
(牝3、栗東・梅田智厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マルトク
母父:マーベラスサンデー
通算成績:6戦2勝
重賞勝利:15年桜花賞(G1)

レッツゴードンキ

レッツゴードンキ

レッツゴードンキ

レッツゴードンキ

レッツゴードンキ

レッツゴードンキ

▲桜花賞プレゼンターの成宮寛貴さんと岩田康誠騎手


レッツゴードンキ

▲デビュー以来、全て3着以内をキープしてきたが、大一番で大きな2勝目をマークしたレッツゴードンキ



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