【マリーンC】サンビスタ圧勝で女王の貫禄示す 岩田は重賞連勝

4月14日(火)、船橋競馬場で行われた交流重賞・第19回マリーンC(Jpn3)(3歳上牝 別定 1着賞金:2100万円 ダート1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・サンビスタ(牝6、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.4(不良)。

2着には4馬身差で2番人気・トロワボヌール(牝5、美浦・畠山吉厩舎)、3着には3馬身差で3番人気・アクティビューティ (牝8、栗東・柴田光厩舎)が続いて入線した。

外からサマリーズが押してハナに立つと、その後ろにサンビスタ、トロワボヌールらがつける。向こう正面に入ると先行集団と後続の差が大きく広がり、隊列は縦長に。4コーナーを抜けると満を持して抜け出したサンビスタが先頭に立ち、一気に突き放す。追いすがるトロワボヌールを相手にしない完勝。他馬よりも重い斤量58キロを感じさせない走りで女王の貫禄を示した。

勝ったサンビスタは昨年のJBCレディスCで優勝しダート界の女王の座に着くと、チャンピオンズCでも強豪牡馬を相手に4着。今年に入っても勢いは衰え知らずでTCK女王杯を快勝。フェブラリーSこそ7着に敗れたものの、勝ち馬とは0秒4差に健闘していた。今後は牡馬を蹴散らす好走にも期待が懸かる。なお、岩田騎手は先日の桜花賞に続き、重賞連勝となった。

馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、生産者は新ひだか町のグランド牧場。馬名の意味由来は「サンバを愛してやまない人。父名、母名より連想」。

【岩田康誠騎手のコメント】
「58キロを背負いましたが、関係なく前に付けられましたし、自分の競馬で勝てたと思います。行く馬を行かせて、その後ろからどこからでも行けるので、スタートだけを気を付けて乗りました。

(前回騎乗したJBCレディスCよりも)凄く落ち着いて走っていましたし、ゴーサインを出したらすぐにペースも上がって成長しています。こういうパフォーマンスを見せられる強い力の持ち主なので、今後も期待したいと思います。土日は阪神、中山で乗りますので、よろしくお願いします」

サンビスタ
(牝6、栗東・角居厩舎)
父:スズカマンボ
母:ホワイトカーニバル
母父:ミシル
通算成績:22戦9勝
重賞勝利:
14年JBCレディスC(Jpn1)
15年マリーンC(Jpn3)
15年TCK女王盃(Jpn3)
14年ブリーダーズGC(Jpn3)

サンビスタ

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