【皐月賞】2歳王者ダノンプラチナ「チャレンジャーとして」

15日、日曜中山11レース・皐月賞(G1)の追い切りが美浦トレセンにて行われた。

前走、スプリングS3着のダノンプラチナ(牡3、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.9-54.5-40.1-12.7秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「先週まで坂路でやっていましたが、今日はトラックコースでジョッキーに乗ってもらいました。馬場が重かったので時計は少しかかるかと思っていましたが、予定通りの調教が出来たと思います。前走は、終いの伸びがもうひとつだったのは休み明けが影響したのかどうかというところはありますけど、初コース、初距離でも何の不安もない形でしたし、競馬そのものは満点だったと思っています。

今回は更に1ハロン延びますが、1回使って動きが良くなっていますし大丈夫ではないかと思います。他馬も良くなってきていると思いますが、この馬も体に実が入ってきて気持ちもしっかりしてきているので、期待に応えられる感じできていると思います。2歳チャンピオンとして恥ずかしくない競馬をしたいですね」


【蛯名正義騎手のコメント】
「1回使ったことで、前走のときよりも動きは良くなっています。体つきに関しては、緩さが取れてきたと思います。気持ちの面で舞い上がるところがあるので、厩舎サイドもその辺りを気を付けながら調整してきていると思います。フットワークがディープ産駒らしい、しなやかな動きをするのでその辺りが良いところかと思います。

前走は1800も中山も初めてでしたが、手応え良く回ってこれましたし上手に競馬をしてくれました。皐月賞、ダービーと続いていくなかでひとつひとつ課題をクリアしながら、なおかつ結果を出していければと思っているので、前走で結果を出せなかったことは残念ですが、折り合いがついたことで課題をひとつクリアしてくれたと思います。

今回は、馬場入場のときにテンションが上がらなければ良いですね。落ち着いて冷静に走れることが一番大事だと思っています。皐月賞は、中山で行われるだけあって難しさがあります。枠や展開などに影響されやすいコースですし、運も必要だと思います。去年は2歳チャンピオンになりましたが、今回はチャレンジャーとして良い競馬が出来ればと思っています」

ダノンプラチナ

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