【NHKマイルC】またノリマジック! クラリティスカイがG1初V

5月10日(日)、2回東京6日目11Rで第20回NHKマイルC(G1)(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の3番人気・クラリティスカイ(牡3、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.5(良)。

2着には1馬身差で4番人気・アルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・ミュゼスルタン(牡3、美浦・大江原厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグランシルク(牡3、美浦・戸田厩舎)は5着に敗れた。

グァンチャーレがスタートで出遅れ。注目の先手争いはレンイングランドがハナを切り、アルビアーノは2番手。タガノアザガル、クラリティスカイ、マテンロウハピネス、ダノンメジャーが先団を形成し、やや離れた最後方を進んだコスモナインボール以外はほぼ一団でレースが進む。
4コーナーではピンクの帽子3頭が外からポジションを押し上げて直線へ。レンイングランドに替わってアルビアーノが先頭に立ち押し切りを図るが、内で脚を溜めていたクラリティスカイが粘るアルビアーノを振り切って優勝。

勝ったクラリティスカイは兄に今年のダービー卿CT、昨年のラジオNIKKEI賞で2着に入ったクラリティシチーがいる血統。デビュー3戦目に初勝利を挙げると、続くいちょうSを連勝して重賞初制覇。暮れの朝日杯FSでも3着に入り、世代トップクラスの力を示していた。今年に入って弥生賞6着、皐月賞5着と敗れていたが、朝日杯FS以来のマイル戦でスピードをフルに生かしてのG1初勝利。先週の天皇賞を制した横山典弘騎手の手腕も光った。

馬主は杉山忠国氏、生産者は新冠町のパカパカファーム。馬名の意味由来は「澄み切った空」。

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クラリティスカイ
(牡3、栗東・友道厩舎)
父:クロフネ
母:タイキクラリティ
母父:スペシャルウィーク
通算成績:8戦3勝
重賞勝利:
15年NHKマイルC(G1)
14年いちょうS(重賞)

クラリティスカイ

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