【安田記念】Vマイル2着エレガント「オーナーが喜ぶレースを」

3日、日曜東京11レース・安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ヴィクトリアマイル2着のケイアイエレガント(牝6、美浦・尾形充厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F55.3-39.5-25.2-12.3秒をマークした。

【尾形充弘調教師のコメント】
「前走はこれが最後の一戦くらいのつもりで仕上げていましたし、勝ち負け出来るかは分からないにしてもそれなりの競馬にはなるだろうと思っていました。結果的に負けはしましたが、正直残り100メートルでは勝ったと思いましたし良い競馬だったと思います。

前走はしっかり作って臨みましたし、レースも速い時計だったので反動がどう出るかと思ってレース後10日間くらい様子を見ました。反動がなさそうでしたし、先週日曜日にある程度負荷をかけましたが、良い動きだったと思います。今週は雨だったので、坂路で1番乗りでやりました。全体時計はそれほどではありませんでしたが、終いの時計は良かったですし動きも良かったです。年齢を重ねていますし、前走からの大きな上積みというと難しいですが、前走の好調をキープ出来ていると思います。

前走と同じ東京1600ですが、今回は牡馬も入ってきて相手が違いますからね。厳しいとは思いますけど、やることはやってきましたし牡馬を負かすくらいの気持ちで臨みます。行ったときに結果を出していますが、行かないとダメなわけではありませんし、レースで力まずに走れるかがポイントになると思います。この馬にとって春シーズン最後のG1になりますし、着順にこだわらずオーナーが喜ぶようなレースをしたいですね」

ケイアイエレガント