【POG】日曜阪神新馬・トレセン直送トーク

●6月21日(日) 3回阪神6日目5R 2歳新馬(芝1600m)

人気の中心となりそうな3枠3番デアリングエッジ(牝2、栗東・河内厩舎)は父キングカメハメハ、母に重賞3勝、NHKマイルC2着や桜花賞3着と活躍したデアリングハートを持つ超良血。攻め馬でもキビキビとした動きを見せている。

「まだ体つきは幼いけど、いい動きをしている。先週の新馬で3着だったヴェゼールとも併せてたけど、いつも手応えが楽だったのはコッチ。体は小さくても、素軽くて芝向きのいいフットワークをしてる。血統も筋が通ってるし、初戦から期待したいね」と河内洋調教師もデビューVを意識しているようだ。

デアリングエッジ

▲母譲りのセンスを秘めるデアリングエッジ


6枠6番のジェントルハート(牝2、栗東・佐々晶厩舎)はひと追い毎に素軽さが増し、ゲートセンスも非凡。M.デムーロ騎手を配して新馬勝ちを狙う。

佐々木晶三調教師は「併せ馬もやってきたし、馬体もいい感じにできてきている。水準ぐらいの時計で動けているし、素直で乗りやすそうなタイプ。気性的にも初戦向きじゃないかな」と見通しを語る。

今週の坂路で軽やかな動きを見せていたのが4枠4番のマイネルサグラ(牡2、栗東・中村厩舎)。トレセンでの攻め量は少ないが、牧場で入念に乗り込まれてからの入厩とあって、馬体も太目感なく仕上がっている。

「先週にコースで長めも乗っているし、今週は坂路でサッとやっただけ。走りのセンスがいいし、変な癖も見せない。攻め通りならソコソコ動けていいと思います」と長谷川調教助手もマズマズのジャッジだ。

目立った攻め時計は出ていないが、牧田和弥調教師が密かに色気を見せているのは1枠1番モズバンブルビー(牡2、栗東・牧田厩舎)。

「気のいい馬でケイコでも行きっぷりがいい。芝に入れた時の走りがすごく良かった。調教よりも、実戦でいいタイプかもしれないね」とレースを心待ちにしている。