【函館記念】ヴァーゲンザイル「マトモなら重賞を勝てる馬」

15日、日曜函館11レース・函館記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、目黒記念13着のヴァーゲンザイル(セ7、美浦・田村厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F53.4-39.4-25.9-12.7秒をマークした。

【高木助手のコメント】
「馬場状態が悪いと走る気にならないタイプですが、今日は坂路のコンディションも良く文句のない調教が出来ました。この馬は時計どうこうではなく、いかに気分良く走らせるかが重要になりますし、馬の気分を害さないように乗りました。先週もウッドで意外と動いてくれましたし、今日は走り慣れた坂路で気分良く追い切りが出来ました。

前走の目黒記念は速い馬場が合いませんでした。以前に乗っていた吉田豊騎手も洋芝は合いそうだと話していましたし、良馬場で時計がかかるのが理想ですね。パドックや装鞍所ではウルさくありませんが、掴みどころがないタイプで当日やる気になるかどうかは正直何とも言えません。能力はありますし、マトモなら重賞を勝てる馬ではないかと思っています」

ヴァーゲンザイル

ヴァーゲンザイル