【POG】レッドラウダら日曜中京トレセン直送トーク

●7月19日(日) 3回中京4日目6R 2歳新馬(芝1200m)

先日の関東オークスに出走したスキースクールの半弟にあたるスノードルフィン(牡2、栗東・野中厩舎)。CWで併せ馬調教を行い、1000万下条件の古馬相手に0.8秒追走してアタマ差先着している。

管理する野中調教師は「開幕週を予定していたけど、除外でここまでスライドした。疲れもとれて動きも良くなってきたし、予定が延びたのもプラスにとらえたいね」とコメント。乗り込み量も十分で、新馬勝ちに意欲を見せる。

タイセイパルサー(牡2、栗東・大橋厩舎)は昨年の北海道セレクションセールで993万円で落札されたパイロ産駒。最終追い切りではCWでラスト1F12.2秒をマークし、スピード感を漂わせた。

「最近、ゲート試験に合格したばかりだけど、育成場でしっかりと乗り込んできてるからね。今週もCウッドでいい動きをしてた。手先が軽くていいスピードをしてるよ」と大橋調教師もその動きに納得の様子だ。

今年2歳戦で台風の目となっているダイワメジャー産駒から、またも期待の一頭がデビュー。そのレッドラウダ(牡2、栗東・音無厩舎)は今週の坂路で2歳馬の一番時計となる51.4秒をマーク。素質の高さを窺わせた。

最終追い切りを見届けた音無調教師は「坂路追いは遅い時間帯に51秒4で動けたからね。今週になって動きがグンと良くなってきた。ダート向きの母系がどうでるかだが、いいスピードがあってこのぐらいの距離が合いそう」と期待を膨らませている。半兄のスピリトデルヴェントは仏重賞4勝を挙げたという良血で、重馬場もこなす父の血筋からも、いまの中京の馬場も苦にすることのない血統背景だ。