【3回中京】クラリティーアイズ…小平奈由木の注目新馬レポート

クラリティーアイズ
(牝2、栗東・池添学厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ディマクコンダ
母父:バチアー

2年連続してチャンピオンサイアーに輝き、ディープインパクトの登場後も勝ち鞍を伸ばし続けるキングカメハメハの産駒。現3歳ではレッツゴードンキ(桜花賞)、ドゥラメンテ(皐月賞、ダービー)がクラシック制覇を成し遂げた。コンスタントに勝ち上がるうえ、豊富な成長力にも定評があり、ローズキングダム(朝日杯FS、ジャパンカップ)、ルーラーシップ(クイーンエリザベス2世C)、アパパネ(阪神JF、牝馬3冠、ヴィクトリアマイル)だけでなく、スプリント部門へはロードカナロア(スプリンターズS2回、香港スプリント2回、高松宮記念、安田記念)、ダート路線にベルシャザール(JCダート)、ホッコータルマエ(かしわ記念、帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典)、ハタノヴァンクール(ジャパンダートダービー、川崎記念)、タイセイレジェンド(JBCスプリント)と、様々なカテゴリーに一流馬を送り出している。この世代からも大物の誕生が待たれる。

母ディマクコンダ(その父バチアー)は芝1200mで1勝。その姉弟にラインクラフト(桜花賞、NHKマイルC)、フロレンティーノ(米G2・ジェファースンC)、アドマイヤロイヤル(プロキオンSなど現7勝)がいる。同馬の半兄に現2勝のラインロバートら。曽祖母ダイナシュート(京成杯3歳Sなど重賞を3勝)に連なるファミリーだ。キャロットクラブにラインナップ。募集総額は2400万円だった。

ノーザンファーム空港で順調に15-15を消化したうえ、5月13日、栗東に入厩。22日のゲート試験を1回でパスした。いったんNFしがらきへ移動して心身を整え直し、7月3日に帰厩。あえてタイムを求めていないものの、仕上りは早い。前向きな気性ながら、調教態度も素直であり、反応の良さが目立つ。

7月25日(土)、中京の芝1400mにスタンバイ。ザカリー・パートン騎手に依頼している。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。