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【エルムS】鞍上の勢いに乗ってジェベルムーサが重賞初制覇
2015/8/16(日)
8月16日(日)、1回札幌6日目11Rで第20回エルムS(G3)(ダ1700m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の2番人気・ジェベルムーサ(牡5、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:43.0(稍重)。2着にはクビ差で5番人気・グレープブランデー(牡7、栗東・安田隆厩舎)、3着には1馬身1/4差で7番人気・エーシンモアオバー(牡9、栗東・沖厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクリノスターオー(牡5、栗東・高橋忠厩舎)は4着に敗れた。
先手を奪ったのは大方の予想通りエーシンモアオバー。アウヤンテプイ、グレープブランデー、クリノスターオー、フレイムコード、ウルトラカイザー、ソロルと先行集団を形成。それを見るようにカチューシャ、そしてジュベルムーサと進むが、ジュベルムーサが向こう正面で一気にポジションを上げてペースアップ。楽な手応えでエーシンモアオバーに並びかけて直線手前で早くも先頭。
早めに動いた分、最後は追ってくるグレープブランデーにクビ差を詰め寄られたが、自らレースを押し切る強い内容で重賞初制覇を飾った。
勝ったジェベルムーサは重賞6度目の挑戦で悲願の初勝利。昨年のこのレースは1番人気に支持されながら6着と敗れており、見事なリベンジを果たした。早くから素質の高さを評価されていた馬でもあり、今後の飛躍が期待される。
また、騎乗した岩田康誠騎手は昨年のローマンレジェンドに続く連覇達成。これでJRA重賞騎乗機会5連勝となり、最多連勝記録となる武豊騎手の6連勝にあと1つとなった。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ジブラルタルロックの反対の岬にある山名。母名より連想」。
エルムSの結果・払戻金はコチラ⇒
ジェベルムーサ
(牡5、美浦・大竹厩舎)
父:アグネスタキオン
母:アビラ
母父:Rock of Gibraltar
通算成績:15戦7勝
重賞勝利:
15年エルムS(G3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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