【セントウルS】1週前 メイショウイザヨイ「ハリも出てきている」

セントウルS(G2)の1週前追い切りが2、3日、栗東トレセン、札幌競馬場にて行われた。

前走、北九州記念16着のメイショウイザヨイ(牝6、栗東・南井厩舎)は3日、助手を背に栗東の坂路で調整。前半の入りがゆったりしていた分、トータルの時計は地味に映るが、追われてからの反応は申し分なく、4F55.5-40.3-26.0-12.2秒を叩き出した。

「前走は外枠が痛かった。いいスタートを切ったのに、内の馬に突っ張られてオーバーペースになったもの。内枠なら違った競馬になったと思うよ。結果は惨敗したけど、あらためて走る馬だなって感じたよ。今週は上がり重点でやったけど、いい反応をしてただろ。体も減ってないし、むしろ張りも出てきてる。いいレースができるんじゃないかな」と南井克巳調教師。近走は続けて二ケタ着順だが、攻めを見る限り、まだまだ能力に衰えはなく、マイペースでの巻き返しが期待される。


前走、UHB賞8着のホウライアキコ(牝4、栗東・南井厩舎)は2日、助手が騎乗して札幌競馬場のダートコースで単走追い。終い軽く仕掛けると軽やかな脚捌きで6F85.5-69.4-53.8ー39.6-12.0秒をマークした。

南井克巳調教師は「札幌で調整してこの日曜に栗東に戻してくる。順調にやれてるけど、いい状態栗東に帰ってくれるといいな。前走?洋芝が合わなかったのか、行きっぷりが全然なかった。あんな馬じゃないはずだし、阪神の芝で見直したい」と巻き返しに期待を寄せている。