【POG】チェストケリリーが豪快な末脚を繰り出しV…新潟新馬

9月6日(日)、2回新潟12日目6Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の1番人気・チェストケリリー(牝2、美浦・武井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.3(稍重)。

2着にはクビ差で2番人気・ドウカンヤマ(牡2、美浦・高木厩舎)、3着には3馬身半差で6番人気・サノココ(牝2、美浦・栗田厩舎)が続いて入線した。

小雨が降る中のスタートはトーレクンがポンと出て、内からドウカンヤマが押してハナに立つと、サノココ、マリノジュエリーという先頭集団。後方集団とは10馬身近くの差が開いた状態で、最終コーナへ。
直線に入ると、先頭のドウカンヤマが後続を引き離しにかかるが、サノココ、トーレクンが追いすがる。その後方からチェストケリリーが差し脚を伸ばし、残り100m地点で先頭を捕らえてゴール。2着には逃げの手に出たサノココが入った。

勝ったチェストケリリーは米国のファシグティプトン・フロリダセールで17万5000ドルで落札された。抜群の調教内容から、1.4倍の1番人気に推された。
馬主は了徳寺健二氏、生産者は米のWestwindFarm,MikeHarris&SusanHarris。馬名の意味由来は「冠名+百合」。

1着 チェストケリリー(吉田隼騎手)
「スタッフがしっかり仕上げてくれたおかげで、馬に落ち着きがありました。返し馬でも良い雰囲気でしたよ。理想的な形で直線に向けましたし、2着馬は渋太かったですけどよく捕えてくれました。2歳馬らしからぬ落ち着きのある馬です」

2着 ドウカンヤマ(蛯名騎手)
「今日は勝ち馬が強かったですね。後ろも離していますし、最後まで止まっていませんからね。まだ少し体が緩いところもありますし、しっかりしてくれば更に良くなってきますよ」

3着 サノココ(内田博騎手)
「新馬戦はみんな用心しながら乗るので、その分スッと番手に行けました。最後まで渋太く頑張っていますよ。怖がりな面があるので、他馬に出てこられたり砂を被ったときにどうかですね」

4着 トーレクン(伊藤騎手)
「ゲートセンスが良いですし、好位で上手く競馬が出来ました。今日は前が止まらない馬場でしたが、直線でも反応して脚を使ってくれました。初戦としては良い内容だったと思います」

5着 ファイアブランド(木幡初騎手)
「スタートは出ましたが、二の脚がそこそこだったので馬の後ろで砂を被せながら様子を見ました。最初は戸惑う感じもありましたが、慣れてきたら落ち着いて走れるようになりました。最後もジワジワと脚を使っていますし、次に繋がる内容の競馬が出来たと思います」

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チェストケリリー
(牝2、美浦・武井厩舎)
父:Scat Daddy
母:Santa Rosalia
母父:Saint Ballado

チェストケリリー

チェストケリリー

チェストケリリー


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