【京成杯AH】夏を越えて成長アルビアーノ「良馬場でやりたい」

9日、日曜中山11レース・京成杯AH(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、関東オークス4着のアルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F88.6-73.4-57.4-42.1-14.2秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走は結果を出せませんでしたが、返し馬の走りを見ると砂を捉えて走ることが出来ていたのでダートは問題なかったと思いますし、テンから行けなかったことからも距離が敗因とも言えないと思っています。正直、敗因については何とも言えません。中間も休まずに調整してきました。前走後1ヶ月はドッシリしていない感じがありましたが、7月最終週の牧場での追い切りでは張り切って自分から走るようになりました。帰厩後は能動的に動いてくれているな、と見ています。

ひと夏越えて、背が伸びましたし体がひと回り大きくなっています。今日の追い切りは、馬場が悪いのは分かっていましたし、最後まで走り切れればと思っていました。それほど見栄えがしなかったことは仕方ないと思っていますし、それで状態が良いとか悪いということはありません。逃げにこだわらなくても、どんな競馬でも出来ると思っていますし、何でも大丈夫です。今回は3歳馬も古馬も重賞を勝っている馬がいるし、相手関係は敬意を持っています。ハンデは見込まれた感じがしますね。高速馬場になっても問題はないと思いますし、言い訳がきかないように良馬場でやりたいと思っています」

アルビアーノ