【POG】シゲルテングダイがしぶとく追い比べを制す…中山新馬

9月19日(土)、4回中山3日目6Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・シゲルテングダイ(牡2、美浦・伊藤圭厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.8(重)。

2着には3/4馬身差で4番人気・リチュアルローズ(牝2、美浦・新開厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ノボホウセイ(牝2、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたリアリゾンルレーヴ(牝2、美浦・池上和厩舎)は12着に敗れた。

揃ったスタートから主に内枠の各馬が先手を主張し、リチュアルローズ、シゲルテングダイ、ノボホウセイ、シグナリング、スターリースワンが先頭集団を形成。2F時点では馬群が大きく縦長に開き、人気のブロワ、リアリゾンルレーヴらは早くも遅れをとる。
4角を回る頃にはリチュアルローズ、シゲルテングダイ、ノボホウセイの争いになると、間からシゲルテングダイが脚を伸ばす。ゴール前まで激しい攻防は続いたが、シゲルテングダイが追い比べを制した。

勝ったシゲルテングダイは母のヒロコファンタジーこそ現役時代は未勝利だったが、おじにスマートギア、ワンモアチャッターがいる血統。 馬主は森中蕃氏、生産者は新冠町の大林ファーム。馬名の意味由来は「冠名+魚名「天狗鯛」」。騎乗していた田辺騎手は5Rに続き新馬戦を連勝となった。

1着 シゲルテングダイ(田辺騎手)
「性格におっとりしているだけに、好位へ行けるか不安もありましたが、ゲートを出す練習もして、それなりに気が入っていましたね。気性的に短距離タイプとは思えませんので、もう少し長い条件のほうがいいかもしれません」

2着 リチュアルローズ(大野騎手)
「よくがんばりました。ゲートが速く、道中もいいリズムでした。スピードを生かせれば、チャンスは近いでしょう」

3着 ノボホウセイ(吉田豊騎手)
「きのうゲート練習をして、いい感じをつかんでいた。スピードタイプだよ。でも、攻め馬の感触でも、まだ1本足りない現状。使えば良くなる」

4着 シグナリング(丸山騎手)
「よくがんばっています。楽に行けましたよ」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

シゲルテングダイ
(牡2、美浦・伊藤圭厩舎)
父:プリサイスエンド
母:ヒロコファンタジー
母父:ゼンノロブロイ

シゲルテングダイ

シゲルテングダイ

シゲルテングダイ


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